【購入品紹介】テーラー東洋のスカジャン
前から欲しい欲しいと思っていたが手が出ないでいたスカジャンを入手したので紹介させてください。
ってかもう手に入れたことで所有欲が満たされて満たされてオーバーフローして「いい買い物したんやで!!」と示したくて仕方ないんですよ。
ついこの間は意味もなく夜中の10時頃に羽織って徘徊しちゃったもん。ということでここに書き記すことで少しでも気持ちを落ち着けて、夜中に出払うことなく済むようにしたい。
スカジャンとは
さっさと買ったモン見せろや、って気持ちはわかる。
でもせっかくなら語らせてくれや。
スカジャンと聞くと、ダウンタウンの浜ちゃんが思い浮かぶ人が多いんじゃないだろうか。その通り、浜ちゃんがよく着てるテロテロの素材にいかつい和柄のアレだ。
スカジャンの”スカ”は、横須賀(よこすか)をさす。というのが第2次世界大戦後の横須賀で生まれたものなのだ。別名を”スーベニアジャケット”という。スーベニア(souvenir)とは”土産”という意味で、在留していた米軍の兵士が母国に帰る際の土産物として買って帰ったことからそう呼ばれるようになったらしい。
こうして生まれたスカジャンという文化は、紛れもなくメイドインジャパン。日本発祥のジャケットなんてほとんどない。
テーラー東洋とは
このスカジャンを米軍基地へ納入していたのが、後にテーラー東洋となる会社「港商商会」。スカジャン全盛期の1950年代には納入の95%ものシェアを占める。
スカジャンはメイドインジャパンの文化といったが、この文化を作り上げたこのテーラー東洋といっても過言ではない。
ってな訳で購入品紹介
前述した情報をまとめると「スカジャン=テーラー東洋」といっても過言ではないとわかってくれると思う。だからこそ私はスカジャンが欲しい欲しいと思っていたのだが「テーラー東洋のんじゃないとヤダもん!」という気持ちが強かったのだ。
ただテーラー東洋のスカジャンは高い。
安いものでも5万円ぐらいする。
古着でも全然値崩れしないのも特徴だ。
なんならヴィンテージがついて高騰するものも少なくない。
ってな時に探しに探して見つけたのが今回の一着。
メルカリで3万2千円。
襟が伸びているが、気にならない程度で傷もシミもない!!
リバーシブルになっており、裏面は定番のブルーに定番の虎!ちなみに虎の顔だけの柄のことを、虎顔と書いてガントラと呼ぶそうだ。
サイズはL(身長180cm、体重70kg)でこんな感じだ。
着丈はジャストサイズで、袖は少したまりができる程度に長い。
写真ではしていないがチャックを閉めても、中に1,2枚程度なら着こめるぐらいのゆとりがある。
浜ちゃんをイメージしてカーゴパンツを合わせてみた。せっかくならスニーカーもエアマックスにしたらよかった。
メルカリでの購入だったので、手元に届いて実際に着てみるまで「似合うかなぁ…」「なんちゃってヤンキーに見えないかなぁ」とか色々悩んでいたが問題なかった。
悩んだ末に適当によくわからんブランドの安物を買わなくて本当によかった。所有欲が満たされるのはもちろん、身に纏えばテラテラの生地から自身がスカジャンに求めていたデザインとレガシーを感じる。
デザイン的としては男女問わないだろう。キャラ的にいかつい人ははちゃめちゃにイカつくなるだろうからそれだけ注意してくれ。
いい買い物でした!!
チャンチャン!!
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