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歌を歌っているだけでは歌は上手くなりません

こんばんは、ボイストレーナーのヒガタカユキです。

今回は結構グサッて来るような内容になるかもしれません。笑

でも、歌を上手くなるには避けては通れないものだと思います。

日頃から歌が好きでカラオケで良く歌う方もいるかと思います。中にはヒトカラに行く方もいるかと思います。僕も昔は「練習するぞー!」と息巻いてよくヒトカラしてました(^^)

そこでまずは採点機能を付けて、そんなに高くないキーの曲から歌い始めて段々高いキーの曲に挑戦して2時間くらい経ったら喉も段々掠れてきて、「よし!今日はこの辺にするか!」とよくそういうカラオケをしていました。

多分、そういう人結構いると思います。

が、しかし、、、そんなんじゃ歌はいつまで経っても上手くなりません!!

ただやった感が出るだけです(T_T)

ではなぜ上達しないかを説明していきます。


まずカラオケ採点機能。

あれで高得点を取った=歌が上手い!にはなりません。

この部分に関してはまた後日に記事に書いていこうと思いますので、今回は割愛します。

次にただ歌うだけ、つまり歌唱(この記事ではカラオケのようなフルコーラス歌唱を略して歌唱と指します)をしているだけ。

この歌唱を野球部の試合に例えると、毎回の練習が試合しかしない野球部見たことないですよね?

どんな野球部でも野球というゲームの中の一つのシチュエーションを想定して素振りやバッティング、投球練習をすると思います。またその練習を細分化して、もっと速い球を投げられるように走り込みをして下半身を鍛えたり、長打力を上げる為にウエイトトレーニングをしたりすると思います。

なぜなら、試合というのはそれぞれの練習で培った技術や力の集合体であり、それなくしては成り立たないものだからです。

これと同じように歌もいくら歌唱だけしてても、そもそもの歌唱に必要な筋力が足りなかったり、必要な技術をピンポイントで練習しなければ上達は難しいです(全く上達しないわけではないです。かなり効率が悪いです)。

僕も昔は毎回歌の練習が歌唱、つまり試合しかしない野球部状態になっていたので、その頃はいつまで経っても上達せず、声の最高キーがメチャクチャ調子が良くて頑張って、A4くらいでした(歌としてはほぼ叫んでいました(~_~;))

だけど、今は無理なくD5くらいは出せます。

なぜなら歌唱に必要な筋トレをして、必要な技術をピンポイントで練習してきたからです。


以上のように、歌が上手くなりたくて頑張っている方は昔の僕みたいにただ歌唱だけするのではなく、歌の上達に必要なトレーニングがあることをは覚えておいてほしいです。ここら辺はまた次回もう少し詳しく書いていこうと思います。

以上、僕の実体験を基にした歌の練習の失敗談でした。

それでは、

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