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永和図書館開館記念講演会「柴崎友香の作品世界を語る」を開催しました

みなさんこんにちは。東大阪市立図書館です。
今年5月に永和図書館が移転・開館したことを記念して、2020年11月15日(日)に、芥川賞作家・柴崎友香先生をお招きし、講演会「柴崎友香の作品世界を語る」を開催しました。

■講演会の様子

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講演では、作品制作の裏側や、作品に対する思いなど、多岐にわたってお話しいただきました。中でも「普段の生活で経験できることは限られている。違う生活を想像するのも難しい。小説は読んでいる間だけはその世界を体験できる。それが小説の面白さではないか。」というお話が印象的でした。

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また、自身の著書の中から、最新刊『百年と一日』の一部を朗読してくださいました。その他にも、先生の地元である大阪にまつわるエピソードなどもお話いただきました。参加された方からの質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくださり、充実の一時間でした。

■サイン会

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講演会の後に著作物の販売やサイン会が行われ、こちらも多くの方が参加されていました。

この講演会は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大・予防の対策として、参加者へのマスク着用のお願い、当日の検温、講演中の換気などを行いました。通常より人数を減らしての講演会でしたが、先生の貴重なお話にみなさん大変熱心に聞き入っておられ、大盛況のうちに講演が終了しました。
柴崎友香先生、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

図書館では今後もさまざまなイベントを企画してまいりますので、ぜひご参加ください。