見出し画像

サッカー指導2020/12/10

サッカー指導を行うときの、練習メニューとその意図を書いていきたいと思います。
最近、体の使い方が上手くなってきたなと感じます。

・ファーストディフェンスの動きと体を入れる練習

練習の内容
・マーカーとコーンを用意する
・マーカーからコーン(相手役)に向かって寄せて手前で止まる
・その後左右の斜め後ろにクロスステップで対応

練習の意図
守備の動きで、ファーストディフェンスは1番大事になります。

ボールタッチはうまくできなくても相手に対して寄せることができるので、まずはディフェンスを鍛えたいと考えています。

その際に闇雲に取りに行っても抜かれるので、相手の前で止まる、その後ステップを使って対応するということを練習に入れています。

できない事は仕方がないので、まずはできなくても動きを意識してする事で次第に体を動かすことができると思います。

できないのは、その経験をしたことがないだけでなので、できないことを子ども達に恥ずかしがらずに挑戦できる環境を作りたいと思います。

・マーカーを使ってステップ

練習内容
・マーカーを縦に並べ2歩ずつステップ
・膝を上げる、姿勢を正しく、手を振るの3つを意識する
・終わったらマーカーまでダッシュ

練習の意図
走る姿勢はどのスポーツにも生かせることなので基礎となる部分の動きを身に付けさせるために行ってます。

また、膝を上げて下す動作は走る動作と同じなので足を速くすることにもつながってきます。

走るや止まるは基本的な動作なので、小学生のうちに身につけてもらいたいと思うので、継続して取り入れていきたいと思います。

・リフティング

練習内容
・ボールの触るところを意識させる
・ボールの回転でどこを蹴っているのかを理解させる
・どこで蹴るのかを言う

練習の意図
サッカーはボールを触ることがどの部分にも共通する本質的なことになります。

その中で、リフティングはボールタッチという練習として取り入れることで、足の当てる部分や狙ったところを蹴るといったことを鍛えることができます。

うまくできない子が多いので、段階的に分けてできていない部分を見える化して子ども達の技術を身につけるお手伝いをしたいと思います。

・2対2

練習の内容
・ミニゴールを置いてコートを作る
・チームを2つに分けて行う

練習の意図
最初のトレーニングで、ファーストディフェンスに行く練習をしたので、寄せる事を意識させて行います。

ファーストディフェンスに行って寄せる事を目的として練習を行います。

始める前に何を目的とするのかをはっきりさせる事で子どもが考えて体を動かしてくれます。

その中で、うまくいかないことは自分や仲間と話し合いなにがうまくできていないのかを話し合わせます。

練習では、ファーストディフェンスに速く行くことを鍛えられます。

それと同時に話し合うことで、自分の意見を相手に伝えるという言語化能力も鍛えることができます。

これからの大人になっていく上で、自分の意見や考えを相手に伝わるように言語化する事は必要になってきます。

その力をサッカーというスポーツを通して身に付けてもらいたいと思います。

・まとめ

自分はまだまだ指導する立場として、足りていない部分が多くあります。

そのことを自覚し、学び続けていきたいと思います。

いつも勉強させてもらっている方が言われている言葉で、「やりながら整える」というものがあります。

完璧になるまで学んで、準備して、実行するというサイクルでは今の時代では遅いと思います。

だからこそ、学びながら整えていき、ダメなところは改善していくというサイクルが重要だと思います。

それが、自分の成長にも繋がっていると最近感じています。

これからも、子ども達とともに自分も成長していきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?