見出し画像

今日の学び2020/11/24

火曜と木曜に指導している小学校のサッカー指導を通して学んだ事を書いていきます。
今日は練習内容について書きたいと思います。

・ファーストディフェンスを素早くする練習

一つ目の練習は、マーカーとコーンを使いファーストディフェンスをする際の動きを取り入れた練習。コーンは実際の試合では相手の役割

準備と内容
1 マーカーとコーンの間を5メートルとる
2 マーカーからコーンまでダッシュで寄せる
3 コーンの手前で止まる

この一連の動作をトレーニングとして取り入れています。

指導の際に気をつける事は、5メートルの距離をダッシュで寄せる事や寄せた後に相手が抜いてきた時に対応できるようにコーンの前で停止することが重要になってくる。

・4方向反応トレーニング

二つ目の練習は、マーカー三つとコーン一つを使います。
自分の掛け声で前後左右に素早く動き、真ん中に戻り、手を叩いてダッシュをします。

準備と内容
1 マーカーを前と左右に二歩ぐらいの距離で置く
2 後ろには同じぐらいの距離でコーンを置く
3 レベルに応じて距離を変えて良い
4 スタートポジションは真ん中で足踏みで待つ
5 掛け声で前後左右に素早く動いてまた戻る
6 手を叩いて前にダッシュ

この一連の動作を行います。

指導の際に気をつける事は、掛け声のタイミングや素早く反応できているかを確認する事。
後ろはバックステップ
左右はクロスステップorサイドステップ
で指定する事で、よりサッカーに必要な動きに近づけることができる。

・一対一のトレーニング

三つ目の練習は、ミニゴールを使った一対一です。
一つ目の練習のファーストディフェンスを意識させ、寄せる事を中心に指導します。

準備と内容
1 横六メートル縦八メートルの四角形を作る
2 ミニゴールを置きボールは各ゴールから始める
3 一つ目の練習のファーストディフェンスを意識させ、寄せる事に対してコーチングする

この一連の動作を行います。

ゴールがつくので、最終的にはただ闇雲に相手に寄せるのではなく、ファーストディフェンスを行きながらシュートコースを消すことが必要になります。
しかし、多くの事を覚えさせるのは最初は難しいので、まずは寄せる事を意識させます。
寄せて相手に近づき、相手の前で止まって守備ができるように習慣化させる事を目指します。

このトレーニングを行う上で必要になるのが目的と声かけです。

なんでこの練習をするのかを考えさせ、体で表現することで身につきます。

その動作はうまくできている時は、褒める事でこの動作は正しいということが理解できます。

どの練習にも共通して必要なのが声かけなので子どものやる気を上げられるような声かけをする事を意識していく事でより質の高い練習になります。

指導されている方は子ども成長を左右することができる立場である事を自覚しながら活動していきましょう!

一つの考え方として参考にしてもらえるとありがたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?