クセがすごい

どうも。
東野京(ひがしのみやこ)です。

私は所謂天パというやつで、髪がうねうねとウェーブを描いています。

今回の記事ではそんな私の頭髪について記していきたいと思います。




鳥の巣と呼ばれた頃

私は生まれついての癖毛です。

うねりについては父からの遺伝だと思われ、猫毛のようなふわふわは母からの遺伝だと思われます。

父のようなコシのある髪で母のような直毛に生まれられたら良かったのですが、その役目は妹に譲りました。

ふわふわのくるくるだったので、小学生くらいの頃は鳥の巣と呼ばれていたりもしました。

エア・ギアの主人公のように頭にカラスを飼っていたりはしませんでしたが、カラスが住んでいそうとはよく言われたものです。


縮毛矯正やストレートパーマ

小学生くらいまでは頭髪について特に問題なく過ごしてきたのですが、中学になってからは髪が鬱陶しいから切れと言われたりすることもありました。

部活の先輩に命じられて坊主にしたこともあります。

坊主にした際には古傷の0.5円ハゲ(1円玉の半分くらいのサイズ感なのでそう呼ぶことにします)があらわとなってしまい、水玉というあだ名を付けられるに至りました。

友達のすすめで散髪を床屋から美容院に変えたあたりで転機がありました。

縮毛矯正やストレートパーマというものを知ったことです。

そこから10年ちょっとの間、縮毛矯正またはストレートパーマをかけつづけていました。
(全頭の時もありますが前髪とサイドの耳より前というフェイスラインだけにかけている時が多かったです)

若い頃はメンズエッグやメンズナックル等の雑誌が全盛期で、メンズでも盛り髪が流行っていました。

当時の担当美容師がゴリゴリのギャル男の方で、私自身も盛り盛りにされていたのが懐かしいです。

盛ろうとしなくても癖でボリュームが出てしまうので、ギャル男美容師さんには羨ましがられていました。


痛めつけまくった結果

縮毛矯正やストレートパーマだけでもかなり髪にダメージが与えられているかと思うのですが、学生時代の私は更に追い打ちをかけていました。

さらなるダメージの正体、それはヘアカラーです。
正確にはカラーを入れるための脱色でしょうか。

赤や青、銀や紫などの髪色にしていたことを思い出します。
どうせなら緑やピンクあたりもやっておけば良かったと少し後悔しています。

紫はかなり気に入っていて、就職先を決めてから大学卒業までの期間はずっと紫でした。

紫の次に気に入っていたのは銀と黒のツートーンで、大学一年生の頃に派手髪ボッチ飯というあだ名の由来となった髪色です。

そうこう痛めつけまくった結果なのか他の理由によるものかは定かではありませんが、頭皮が悲鳴をあげてしまいました。

20代後半にしてかなり薄毛になってしまい、それが気になって仕方ないという状況です。

前々職時代のストレスや無理な働き方、前職の夜勤や常に帽子やヘルメットの被り物をしていた事なども大なり小なり効いているかとは思います。

とりあえず縮毛矯正やストレートパーマやヘアカラーはやめ、頭髪のケアに努めました。


復活したら

色々試してみていた気がします。
ヘアトニックでは改善が難しいだろうと思い、育毛剤に手を出しました。

リ◯ップは多少効いたような気はしますが、費用対効果という面では個人的にはイマイチかなと思います。

抜け毛を抑える薬と発毛を促す薬を服用し始めてからは劇的に改善しました。

費用的にはリ◯ップと変わらないので、コスパが良いです。

発毛の薬はリ◯ップと同じミノキシジルという成分なのですが、頭皮に塗るよりも服用する方が効果が出やすいように感じました。

それらが何らかの影響を及ぼしているのかは定かではありませんが、育毛を始めてから髪の毛の癖が幼い頃のように強く出るようになっています。

縮毛矯正やストレートパーマをかけなくなって5年以上経ったことも何かしらの影響はあるのかもしれません。

真相はわかりかねますが、ただ一つ確かなことは髪の毛のクセがすごい……。

去年、会社の飲み会で「葉加瀬太郎?」と言われてしまう程度には髪の毛が躍動しています。


おわりに

天パも悪いことばかりではありません。

私の場合はとりあえずヘアワックスを揉み込んでおけばなんとなく髪型らしきものにはなりますし、髪の毛をセルフカットしてもあまり変になりません。

ただ、今の流行に乗っているように見えてしまっているのではという懸念はあります。

お洒落に見えているのであればありがたいのですが、逆張りオタクなので流行りに迎合したくないというような面倒臭い一面も持ち合わせています。

次あたりはきっとまたサラサラストレートヘアが流行るのでしょう。
その頃には時代遅れのパーマヘア認定をされてしまうのかもしれません。

私自身のように扱いが難しく面倒な髪の毛ですが、死ぬまでは付き合っていければと思います。
(私自身が死ぬ前に先に毛根が死んでしまう可能性も否めませんが)

最後までお目通しくださった方、ありがとうございます。

また何処かでお目にかかれたら幸いです。



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