灰皿に執着する非喫煙者

どうも。東野京(ひがしのみやこ)です。
皆さんは何かしらの沼にハマっていらっしゃいますでしょうか。

私にもアニメやマンガ音楽(V系)等、趣味と呼べる程度のものはいくつか思い浮かびますが、沼と言うには浅すぎます。

そんな私にも沼っていると言えそうなものが1つ有ります。
今回の記事では私がハマっている沼について、記していきたいと思います。


喫煙所と灰皿と私

私は非喫煙者にも関わらず、灰皿が好きです。

いつからなのか、キッカケは何なのかと問われると思い出せないというのが正直なところなのですが、気づいた時には灰皿を慕っていました。

大学生の頃には喫煙所に入り浸り、来世は灰皿になりたいという思いを事ある毎にTwitterに垂れ流していました。

煙草が好きなわけではなく、喫煙者が好きなわけでもありません。

どういうわけか、灰皿が好きでたまらないのです。


インスタグラムとの出会い

スパンはまちまちですが、インスタグラムにて灰皿の写真を投稿し続けています。


灰皿にハマった頃にはインスタグラムのイの字も見えず、Facebookが全盛期だった頃だと思います。

Twitterも今程の勢いはなかったような気がします。
携帯電話もスマホへの移行期で、私は皆がスマホに移行していくなかガラケーを使い続けていた思い出があります。

社会に出てブラック企業に忙殺されている間に、インスタグラムが流行っていたという印象です。

私も始めてみようと思ったものの、皆さんのように載せる写真がありませんでした。

お洒落な場所に行くこともなく、フォルダにはインスタよりもTwitterに映えるような食べ物の画像ばかりでした。

そんな時、灰皿に転生したがっていた事を思い出しました。

それはブラック企業で何も考えられないくらいに追い込まれていた私にとって、一筋の光明でした。

Twitterでも独り言のようなツイートをするだけでなく人と交流するようになり、ブラック企業の呪縛から解き放たれる契機となったように思います。


大きな逆風2連発

外で灰皿を見つけては写真におさめる日々が続いていましたが、思わぬ2つの障害が立ちはだかりました。

2020年施行の改正健康増進法により、多くの喫煙所・灰皿が姿を消してしまいました。

また、コロナ禍も大きな影響を及ぼしました。

コロナ対策を謳い、多くの喫煙所・灰皿が姿を消してしまいました。

封鎖されたままになっている喫煙所や灰皿撤去の掲示を見る度に、今でも心が痛みます。

健康増進どころか私の心の健康が失われていくばかりです。


今後も

全体的な数は減ってしまいましたが、引き続き灰皿を撮り続けていきたいと思います。

彼等のように寡黙に目的を遂行できる存在になりたいですし、来世は灰皿そのものになりたいです。

ピカピカの灰皿ではなく数多くの人に愛されて汚れた灰皿が放つ哀愁と美しさ、これが私以外の誰かにも刺されば良いなと思います。


おわりに

余談ですが、大学生の頃の友人にインスタをオシエテと言われたので上記のインスタを教えたら軽く引かれました。

最後までお目通しくださった方、ありがとうございます。

また何処かでお目にかかれたら幸いです。




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