海外旅行のすすめ(準備編)

割引あり

※この記事は、海外旅行をするにあたって必要な準備についてまとめたものです。特に初めて海外に行く人にとっては、絶対に役にたつ記事となっておりますので、是非お読みください!


1.はじめに


あー海外旅行行きてぇな。

多くの人は、一度はこう思ったことがあるだろう。新聞やインターネットにたまに表示される、「世界一周の旅、〇〇万円〜」みたいな文言と共に、美しい景色や美味しそうな食べ物の写真が掲載された広告をみると、つい「海外行きテェ〜」と思ってしまうものだ。現に私もそのような感じでヨーロッパ一周鉄道旅行の実行を決意した人間だ。

既に心得ている人が多いとは思うが、海外旅行には入念な準備が必要である。初めての場合だと尚更だ。言葉や常識も通じるうえに、容易に帰宅できる日本でトラブルに遭うのと、言葉も常識も通じないうえに、容易に帰宅できない海外でトラブルに遭うのでは状況が全く違う。トラブルを0にするのはなかなか難しいが、入念に準備をすることで、リスクを小さくしたり、トラブルに対して適切に対処することが出来る。

しかし、初めて海外旅行に行く人の中には、準備といっても具体的に何をやれば良いのか分からないという人も多いだろう。そのような人に向けて、海外旅行をするにあたり必要な準備についてまとめてみた。

ただし、航空券やホテルの予約のような、国内旅行でも必要な手続きについては割愛させていただく。

2.手続き編

(1)海外旅行保険(前日まで)

日本では殆どの人が保険に加入していると思うが、その保険は海外では適用されない。そのためもし海外旅行保険に加入せずに万が一旅行先で入院するようなことになった場合、高額な治療費を10割負担しなければいけなくなってしまう。特にヨーロッパでは治療費は非常に高額で、盲腸手術で3日ほど入院するだけで50万以上、スイスに至っては140万もかかってしまう。このリスクを考慮しても、海外旅行保険への加入は必須と言えるだろう。
(出典:https://www.jihoken.co.jp/m_online/europe.htm)

では、どの海外旅行保険に入れば良いのだろう。一つ考えられるのが、クレジットカードの付帯保険だ。実はクレジットカードには海外旅行保険がついており、治療費や入院費のみならず、盗難等による携行品の損害費、過失によってホテルの備品などを壊してしまった時の賠償費などを補償してもらえる。

ちなみに付帯保険にも、自動付帯と利用付帯の2種類がある。自動付帯は、クレジットカードを持って行くだけで適用される保険なのに対し、利用付帯は、旅行に関する費用(航空券代、電車賃など)をクレジットカードで支払って初めて適用される保険のことだ。自分の持つカードがどちらに該当するかは各自で調べる必要がある。

しかし、クレジットカードの付帯保険で問題なのが、補償額が少ない点である。例えば治療の補償額について言うと、年会費のかからない学生用のクレジットカードだと、補償額は50万。年会費1万円以上するゴールドカードだと300万が相場だ。ヨーロッパでは、50万では盲腸の手術すら受けられるか怪しく、交通事故に遭ったり大病を患ったりしたら、300万を軽く超えてしまう。

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