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シンデレラのように

趣味ではないが、実用的に、ランニングシューズとウォーキングシューズを数多く持っている。
使い続けると、すぐ潰れてしまうので、ローテーション的に履くようになっているうちに、数多くなってしまった。

一般的に、500Kmがシューズの寿命と言われている。
1日10Kmとすると、50日しか履けない計算となる。
毎日10Km使うわけではないが、それなりに使うと、それなりの寿命となるわけだ。

新しいシューズを買うため、オニツカタイガーのショップに行った。
以前から履いてみたいと思っていた。
色とりどりのかっこいいシューズがかっこよく店頭に並び、これを履けばあなたも最先端の仲間入り、と言わんばかりの美しさ。
早速、よさそうな一足を手に、履いてみることにした。

ところが入らない。
入るのだが、パッツンパッツン。走った瞬間、破れ壊れてしまいそうな勢い。
それもそのはず、ご多分に洩れず、私の足は典型的な幅広甲高。
NIKEもそうだが、プラス2センチしないと入らない。
そうすると、踵が余る。
よって買えない。

結局、いつものABCマートに行って、幅広甲高に適したシューズを買わざるを得なくなった。
デザインや色が限定的になってしまい、なんとも色気がない。
そうすると、大して変わり映えのしないシューズが所狭しと家の玄関に並び、昨日どれ履いたっけ?と、ローテーションを無視した履き方が、さっさと潰れる原因のひとつでもある。

一度でいいから、小さく細いシューズを履いてみたいと、そういえば学生の頃から思っていた事に、久しぶりに気づいた。


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