クラウドファンディングでお金を集めてフランスへ行ったら、ヒッチハイク中に高速ど真ん中で降ろされて・・・
こんにちは、がてぃです。
今回は、タイトルにある通り、
「クラウドファンディングでお金を集めてフランスへ行ったら、ヒッチハイク中に高速ど真ん中で降ろされて・・・」
というお話をします。
実は、これ、僕が初めて情報発信に出会った"原点"となる体験です。
と同時に、自分のストッパーが外れた経験でもあります。
当時の実際の映像や画像もはさみながら、
それを見るだけでも楽しめるストーリーになっているので
臨場感などを感じてもらえたら嬉しいです。
では、タイトルに情報量をたくさん詰め込んでしまったので、さっそく中身に入っていきましょう!
1.就活ガイダンスと2018年ロシアワールドカップ
時はさかのぼり、2018年。
僕は大学3年生でした。
4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップが開催される年。
5歳からサッカーを始め、大学でも体育会サッカー部として活動していた僕にとっては、まさに一大イベント。
そんな全サッカーファンが釘付けになるイベントと
同時期にやってきたものがもう1つ。
"就活ガイダンス"
就活ガイダンスとは、
大学で行われる、大学3年生を対象としたオリエンテーションのようなもの。「あなたたちはこれから社会に出るんだから!」とお固い話をたくさんされる、全く楽しくないイベント。
当時の僕は、就活とか、将来のこととか全く考えていなくて、
「きっとサッカー部の先輩と同じように、大手の銀行とかに就職するんだろうな〜」
くらいにしか思っていませんでした。
そんな僕を「お前本当にそれでいいのか?」と目を覚まさせてくれたのが就活ガイダンスだったのです。
「このままみんなと同じように就活して、就職して〜というレールの上を進むのはイヤだ!もっと面白い事がしたい!なにか行動しなければ!」
と考え始めた僕は、何を思ったのかこんな企画を立てました。
2.「そうだ、〇〇をしよう!」
「ちょうどロシアワールドカップやってるし、自分もサッカーが好きだ。何かそれに関連したことをやろう・・・」
「そうだ、ワールドカップ優勝国へ行こう!!」
ただ行くだけだと面白くない(誰でもできる)から・・・
「そうだ、決勝戦が終わったその瞬間にすぐチケットを取って、その日中に行こう!」
優勝国へ行く、なので、決勝終了後までどの国に行くかわからないのも面白いと思っていました。
でも大学生の僕にそんな海外にパっと行けるだけのお金は無い。
かと言って、お金がないから諦めたくはない・・・
「そうだ、クラウドファンディングで集めよう!!」
題して、
「クラウドファンディングで集めたお金だけで、ワールドカップ優勝国へ行って、なにかする!!」
企画です!
(ノリで決めすぎw)
と、急遽思い立った僕は、
noteで「今自分がやりたいこと」という記事を書いて公開しました。
人生で初めて文章で情報を発信した瞬間です。
(1番下に参考記事としてひっそり貼っておきますが恥ずかしいので読まないでください)
そして、クラファンのリターンとして設定したのが
・非日常の還元(行った先で何をしているかをInstagram・Twitterで配信)
・僕の時間を買ってください(現地で僕が何をするかあなたが決める権利)
というものです。
クラウドファンディングのやり方なんて知らなかった僕は、会える人には片っ端から会って、自分がいま考えていること・やろうとしていることを話しました。
クラファンのサイトもあまり普及していなかったので、現金かLINE Payでお金を集めました。
すると、
先輩や後輩、同期からずっと連絡を取っていなかった友達まで、
「面白そうだね!」
「応援してる!」
「頑張って!」
と意外にも多くの激励の声が寄せられて驚いたのを今でも覚えています。
最終的に、66,766円のご支援をいただき、いざ出発です。
(クラファンについては長くなるので今回は割愛)
その時のロシアワールドカップ優勝国がフランスだったんですね〜
3.ヒッチハイクで降ろされたのは高速道路のど真ん中(映像アリ)
フランスでやると決めていたことがあります
・モン・サン・ミッシェルへ行くこと
→支援していただいた方から、司令を受けましたw
せっかく行くなら、、、
「お金も無いし、ヒッチハイクで行くか!!」
ということで、
パリ→モン・サン・ミッシェルへ約400kmのヒッチハイク旅のスタートです!
(ちょうど東京→樟葉間くらいですね!)
▲出発の朝(顔腫れすぎw)
意気揚々とスタートしたものの、
お昼前からヒッチハイクを開始して5〜6時間くらい経っても、止まってくれた車は1台もなし。
パリを歩き回って、場所を転々と変えながらやって
「ココどこ?」という未知の土地で
ダンボールをもって笑顔で親指を出す外国人男性という行為を道端でやり続けました。
「もうやめようかな・・・」
「やっぱ無理だったんだ、外国でヒッチハイクするなんて・・」」
と諦めかけたその時、、、
ついに1台目の車が止まってくれたのです!
お仕事帰りの会社員の方で、なんと、自宅を通り越してその先の僕が本来行きたいと思っていた目的地まで送ってくださいました。
1台目ヒッチハイク成功後の興奮冷めやらぬときの映像▼
(ちなみにこれ夜9時です)
さあ、21時にようやく一歩進んだわけですが、
もうほとんど車通りもなく、ヒッチハイクは断念し、
僕は"ある決断"をします。
そうです、野宿です!!
高速道路の料金所横(草むら)で一夜を明かしました・・・
これはほんのまだ序の口で、
本当の事件が起こるのは次の日だったのです。
・
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さて、無事に一夜を明かし、ヒッチハイク再開!
すぐに2台目の兄ちゃんがパーキングエリアまで乗せてくれました。
その後の、3台目探し。
僕の前に1台の車が止まりました。
薄汚れたセダンで乗ってるのはおじさん。
「荷物後ろ積んでいいから、乗ってきな!」
と言われたので、恐る恐る乗車。
道中は、お互いつたない英語で会話をしたり、外の風景を見ながら平和に進みました。
すると、高速道路のとちゅうで、おじさんが車を道路の端に寄せて停車しました。
「故障かな?」と思ったら、
「俺が乗せてやれるのはここまでだ。この先が分かれ道になっていて、俺は左で、モン・サン・ミッシェルは右なんだ、歩いてちょっと先まで自分でいってな〜〜!ほな!」
という感じで、高速道路のど真ん中に1人ぽつんと降ろされてしまったのです!!
(高速なのでもちろん歩行者の立ち入りは禁止です)
真横をビュンビュン猛スピードで車が走っていきます。
いやいや記念写真とってる場合じゃない!!w
ということで、高速のど真ん中でヒッチハイクを再開しましたが、2時間くらい車は停まっていただけず、疲れ果てて座ってました。
そうしたら、「あまりにも危なすぎるから停まってあげたわよ」と女性の方が乗せてくださいました!(女神!!)
そしてついにモン・サン・ミッシェルへ到着です!
4.情報発信・動画と出会った僕の原点
他にもいろいろ大変だったことや、野宿2回目などもあったのですが、今回は長くなるので省略します。
このフランス旅が、僕の原点です。
インターネットを通じて情報発信をすること
動画を撮影して、それを配信することの
楽しさを知った経験でした。
自分が行動を起こすことで、
”見える景色が変わる”
というのを身を持って体感した出来事でもありました。
自分が情報発信することで、楽しんでくれたり、面白いと思って価値を感じてくれる人がいる
というのが不思議な感覚で、たまらなく嬉しかったのを覚えています。
その後、僕は、ブログを始めたり、YouTubeを始めたり、物販やプログラミングに挑戦したりしました。
悩みながらも、帰ってきたのは「動画」でした。
YouTubeの発信をしてたら、ある程度の動画編集ができるようになり、
ご縁でお仕事をいただき、企業のYouTubeチャンネルの運営や、広告用動画や、動画教材の監修などもさせていただきました。
動画がご縁を繋いでくれたのです。
自分の強みである”動画”でお役に立てるのであれば、とことんお力添えしたいと思っています。
そして、現在は、
「動画」から「道我」へ。
自分が歩む人生のストーリーをいかに”編集”していくかということをテーマに情報発信をしています。
NextDimensionQというコミュニティに参加して、学びと実践を繰り返す日々です。
僕にできることは全力でサポートします。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの「面白かった」「ヒッチハイクとか怖そう」などなど、
感想をTwitterでシェアしていただけたら泣いて喜びます!
その際、@y_higashi0506 をメンションしてくださったら絶対に見に行きます!
ではまた!
PS:実は出国直前にチャリでコケて骨折した状態でした(笑)
PS2:僕が初めてかいた恥ずかしいnote
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