おい、下手くそ
膝を12月に怪我してから約3か月が経ち、ようやく試合にも出れるようになってきた。改めてこの期間にサッカーができない歯がゆさを知ったし、早く試合がしたい気持ちでいっぱいだった。
練習や試合が出来ない期間は、客観的にサッカーを見れたし、うまくいくための試合中のアイデアも何個か浮かび上がっていたし、自分が復帰したら活躍できると思っていた。
しかし、現実はミスのオンパレード。ボールを持ったら取られる、相手のスピードにはついていけない。決してレベルが高いわけではない。前提として書いておくが、今自分は一番下のカテゴリーにいる。
当然ながら、大学の部活動は、真剣にプロ選手を目指している者もいれば、ふざけているように見えるような行動をとる者もいる。それはある意味しょうがない。特に、一番下のカテゴリーは後者の者が多いと私は感じている。その中でのミスのオンパレードだ。
今日の練習中での紅白戦でこう言われた。
「おい、下手くそ!」
これは紛れもなく俺の心に重くのしかかった。練習中ヘラヘラしてる奴に言われた。本人はちゃんとやっているつもりかもしれないが、俺にはそう見えない。おそらく誰が見ても同じだ。
確かにミスは多いし、下手くそだ。でもさすがに腹が立った。
今まで大きな怪我をあまりしてこなかったし、中学、高校とこれ以上ない最高のメンバーとサッカーができた。
今の自分の状況はどうか。正直最悪なシチュエーションだ。
だけど、ここで愚痴を言ったり、悩んでいたら、自分も一緒のレベルになってしまう。少なからず、比べるところはここじゃない。そんな低いレベルで生きてきていない。残念ながら俺は君たちとは違う世界に行こうとしている途中だ。
下手は下手くそなりにやるしかない。
自分の今の感情をさらけ出しました。とにかく比べたら終わりだからな。。
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