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NPOだって稼いでいいんです


広報PRディレクターの檜垣葵です。
大阪を拠点に、広報担当者のいない小さな会社の広報戦略を担う仕事をしています。

実はもうひとつの顔として、NPO法人の代表もしているんです。

NPOだって、稼いでいい。

NPO法人は別名、特定非営利活動法人。
「非営利」とつくので、補助金や助成金をもらってボランティア活動だと思われがちです。

でも、NPOも営利事業をやっていいんです。
活動資金を生み出さないといけませんからね。
補助金や助成金だけが活動資金ではないのです。

とある人に、こんなことを言われました。
「檜垣さんのやってるNPOって、大阪で一番ガツガツしてるNPOですよね」

まぁさすがにそんなことはないと思いますが、当たらずとも遠からずといったところでしょうか。

大阪一ガツガツしてるNPO?

私が代表を務めるNPO法人ママオアシスは、大阪最大級のママコミュニティを運営しています。
活動コンセプトは「ママと社会をつなぐ」
家庭でも職場でもない、ママのサードプレイスをめざしています。

コミュニティメンバーとして活動する約90人のママと、SNSフォロワーとして情報を受け取る約5,000人のママによって構成されています(令和6年8月現在)。

ママコミュニティでは、こんな取り組みをしています。
・ママが情報発信するポータルサイトの運営
・勉強会・講座を活用したスキルアップ支援
・イベント運営や仕事体験の機会を提供する人材育成

これらは、ママが子育てをしながらでも社会とつながりを持ち続けるための非営利事業です。

一方でママオアシスは、ママコミュニティに所属するメンバーの視点やスキル、経験を活かした各種サービスを展開しています。

たとえば、消費者参加型商品開発座談会やWebメディア掲載、広報支援といったサービスがあります。

消費者参加型商品開発座談会の様子

誰が利用するかというと、たとえばこんな企業です。

・女性・主婦・ファミリー層向けの商材をもつ企業
・地元の主婦と共同開発したい大阪・関西のローカル企業
・コミュニティマーケティングに力を入れる企業

企業・行政向けのサービスは、完全に営利事業です。
売り上げがあるので、補助金や助成金はほぼもらっていません。

NPOこそ広報

実際、営利事業をやっているNPOは少ないと思いますが、うちはそんな団体です。

NPOでも当然に広報PRは必要・・・
むしろ、NPOこそ広報しないともったいないと、私は思っています。

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