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不動産株の隠されたインフレーション指標:脱デフレへの鍵はここにある

皆さんは、不動産投資信託(REIT)に投資してますか?

近年、世界の投資家が注目するのは日本の不動産株市場です。
なぜなら、日本が「脱デフレ」の道を進む可能性が高まっており、これは将来の有望な投資機会を示唆しているからです。
不動産投資信託(REIT)市場は停滞しているように見えますが、不動産価格は上昇し続けています。
この状況は、緩和政策が生み出した市場の歪みが正常化の方向に向かう兆候であると考えられています。

特に、不動産デベロッパーなどの株価は上昇しており、不動産業の東証株価指数(TOPIX)は3月末から20%上昇しました。
これは、日経平均株価を逆転させる動きとしても注目されています。
市場の専門家は、日本が内生的なインフレを実現すれば、オフィス賃料が上昇し、不動産デベロッパーの資産価値も上昇すると予測しています。

しかし、不動産市場はまだ収益性の回復が途中であり、オフィスの賃料についても上昇の力強い兆候は見られません。
さらに、不動産価格の上昇は主に海外からの資金に支えられており、バブルの兆候も見受けられます。

この状況を正確に評価するためには、不動産株市場が注目すべきリトマス紙としての役割を果たしています。
不動産価格の変動や収益性の回復は、日本がデフレから脱却し、インフレを受け入れる準備ができているかどうかの指標となるでしょう。

最後に、バブルのリスクも考慮しなければなりません。
東京は住宅価格に対する平均年収や賃料、国内総生産(GDP)に対する住宅ローン額の比率などから算出される「不動産バブル指数」で高いリスクが指摘されています。
このような状況下で、日本は適切なインフレを実現し、経済の健全な成長を続けることができるでしょうか。
不動産株市場はその答えを示すでしょう。


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