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【永久保存版】教えて山田先生 Q&Aコーナー【デュピクセント】



アトピー性皮膚炎は、慢性的な皮膚疾患であり、患者は日常的にかゆみや炎症、乾燥肌といった症状に苦しんでいます。これらの症状は、生活の質を著しく低下させ、日々の活動や睡眠にも影響を与える可能性があります。2018年に登場したデュピクセント(一般名:デュピルマブ)は、この厄介な皮膚疾患の治療オプションとして、新たな希望の光となっています。

デュピクセントは、アトピー性皮膚炎の治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)に認可され、多くの患者にとって、その効果で注目を浴びています。この薬は、体内の炎症を引き起こす物質をブロックすることで、かゆみや炎症を軽減し、皮膚の状態を改善することを目指しています。

デュピクセントの作用メカニズムや有効性については、以下の記事が詳しく、わかりやすく解説しています。

【皮膚科医が解説】アトピー性皮膚炎治療薬「デュピクセント」の効果・副作用

この記事では、デュピクセントについて検討している患者さんやそのご家族が知りたい情報を、実際に導入しているあみ皮フ科の山田貴博先生が解説しています。

副作用やリバウンド、ステロイドとの併用についてなど、山田先生が詳しくお答えしています。

アトピー性皮膚炎の患者さんやそのご家族が、治療選択の一環としてデュピクセントを理解し、医療提供者との対話に活かす手助けとなる情報を提供します。それでは、早速Q&Aを見ていきましょう。

なぜデュピクセントは直近の診察内容が必要なのでしょうか?

手荒れだけひどい場合もデュピクセントを処方してもらうことは出来るのでしょうか?

国から定められているガイドラインに沿って、デュピクセントを行うかの判断をするそうです。ですが、搔き傷の深さ・ガサガサゴワゴワ度合、ブツブツなど判定の要素があります。自己判断ではなく、肌を診せて診断してもらうことで、様々な提案をしてもらえると思います。

どのような患者に適しているのでしょうか?また、デュピクセントを導入するタイミングはありますか?

まずは薬の相談や塗り方の指導というところからじっくりと話していき、医師との相談の上、デュピクセントの検討となるようですね。どうしたらいいのかわからないと既にお悩みの方は一度話してみるのがよさそうですね。

デュピクセントにはステロイドのようなリバウンドはあるのでしょうか?

ステロイドのリバウンドの恐ろしさを知っている人にとっては新しい治療法がでても、まずそこが気になるところですよね。何と言ってもあのリバウンドは壮絶ですからね。。。効果が徐々に外れていく。
リバウンドが起こらないという情報は本当に貴重な情報ですね。

ステロイドのリバウンドにもデュピクセントは有効なのでしょうか?

デュピクセントを打つとすべての痒みや炎症が一気になくなるというわけではないのですね。 またステロイドのリバウンドに対しても効果が見られなかったというのはかなり衝撃的!!これ知らない人もかなり多いのではないでしょうか。 ぜひ知っておいてもらいたい情報です。

リバウンドがある場合は、デュピクセントではなく、ステロイドで抑えるのが有効なのでしょうか?

具体的にはデュピクセントをしながら、ステロイドを徐々に外していくということが望ましいようです。それでステロイドが減っていくというのなら、嬉しいものですね。

デュピクセント→ステロイドへの切り替えもあるのでしょうか?

外用薬の塗り方を指導する場合もあれば、デュピクセントの継続を推奨する場合もあるそうです。困ったらまずは主治医に相談することが悪化させない一助となりそうですね。

オンラインでデュピクセントの処方を受けることは出来るのでしょうか?

デュピクセントは経験の多い先生に診てもらいたいと思っていますが、可能でしょうか?

初回は対面でしっかりと肌の状態を見てからデュピクセントを行うかの判断をするそうです。とはいえ、やはり信頼のおける先生に診てもらいたいですよね。その場合は、紹介状を通じて、経験の多い先生に診てもらうことも可能とのことです。

この記事はあみ皮フ科クリニック山田先生に教えてもらいました✨
実際に山田先生と実演を交えたトークイベントにてこの話をされています。

その風景を見たいという方はぜひ、以下のリンクよりご視聴ください。

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