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【2023年10月1日-10月23日】たくさん知れる皮膚関連ニュース《夜間低血糖、薬の塗る期間、新薬の効果やメカニズムなど貴重な情報・ニュースが多数!!》


普段見過ごしがちな皮膚関連ニュースを見逃さないようにまとめました。
新薬情報から肌改善・肌トラブルにまつわるニュース、科学が発見している新情報など貴重な情報・ニュースが多数!

気になる記事をピックアップしてアトピーの改善に役立てていきましょう!

💊注目皮膚関連ニュース

①【肌トラブル】寝れてなくてかゆいのは夜間低血糖?

【寝れないから痒い?!】

✅就寝後2~3時間後に起きる
✅頻発な尿意を感じる
✅寝違いやすい
✅起きたら肩がガチガチ

複数該当する場合はもしかしたら夜間低血糖の可能性も?!

アトピーの人は寝れない人も多いと思います。
夜間低血糖を見直すのも改善につながるかも😊

②【肌改善】アトピーの症状が落ち着いても薬はやめないで!

【内部はまだ炎症しているかも?】

アトピーは、症状が落ち着いても、皮膚の下の炎症が残っていることがあります。治療を自己判断で中断や調整せず、医師の指示をしっかりと守り、お薬を正しく使用することが大切だと推奨されています。

③【アレルギー】クルミアレルギーに気を付けましょう!

【クルミアレルギーに要注意!】

研究によれば、週に4g以上のクルミを消費する家庭では、クルミタンパク質がより頻繁に検出されました。

ご家族がクルミアレルギーを持っている場合、クルミの消費を控えると良さそうです。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1323893023000679

④【新薬】16週間後のミチーガの効果は?!

【かゆみを標的としたミチーガの効果は?】

16週間のミチーガ(ネモリズマブ)治療後、プラセボと比較して、統計的に痒みに対して有意な改善が示されたと発表がありました。

安全性は以前の発表と同じ結果とのことです。安心して使用することが出来ますね✨

詳しくはこちら

⑤【科学】服薬用「ねるねるねるね」がいい感じ!

お子さんの粉薬問題ありますよね!!
溶かしても飲まない。アイスに混ぜても飲まない。

それを解決すべく開発されたのが、「ねるねるねるね」にして楽しんで飲んでもらうという工夫✨これはすごくいいですね!アレルギーの心配もないのもまたいい😊全国のドラッグストアで販売予定とのことです💡

先日ご紹介した「おくすりパクッとねるねる」。
アレルギーの心配がないだけでなく、薬の効果を妨げないことも考慮して作られています😊

飲みにくいお薬をゲーミフィケーションを取り入れて、楽しい体験に変えるという取り組みは素晴らしいですね✨

詳細はこちらよりどうぞ

⑥【肌改善】掃除機にはかける順番があった

【掃除機ははじめに、ではなく終わりにかける】

ここまで毎回しっかり行うことは難しいですが、がっつり掃除をするなら

乾拭きモップ→高温スチーム→掃除機

の順に行うのがベスト☝️

ハウスダストを舞い上がらせずに、ダニカビの死滅。死骸の吸い込みが可能です✨

⑦【科学】花王が開発した「皮脂RNA技術」、アトピーの早期発見に期待

【花王の新技術、アトピーの早期発見に期待✨】

これまで皮膚をくりぬいて組織サンプルを摂取・血液採取で解析していましたが、花王が開発した「皮脂RNA技術」で、アトピーを判別できる可能性を見出したそうです。

早期発見で「アレルギーマーチ」を回避できるかも?

⑧【新薬】モイゼルトの詳細なメカニズムが判明!

【炎症を改善させる詳細なメカニズムが判明】

研究グループは、ジファミラスト(モイゼルト)が好塩基球からのIL-4の分泌を阻害することでアトピー性皮膚炎を改善していることをマウスモデルにより解明しました!

好塩基球やその産生する分子が治療標的として今後に期待✨

元々はPDE4(ホスホジエステラーゼ4)を阻害する薬として登場した薬ですが、今回の発見はそのPDE4がどこの細胞を標的として作用するのか(IL-4の産生を阻害していること)がわかった。という結果になります!

具体的に何に効いているのかがわかった!
→今後の伸展に期待ができる!ということですね。

⑨【新薬/科学】OX40-リカンドを標的とする新たな発見

【次なる選択肢となりうるか?】

中等度から重度のアトピー性皮膚炎の症状を有意に改善したアムリテリマブのデータを発表。

16週目/24週目の、アトピー性皮膚炎で上昇するバイオマーカーのレベルを大幅に低下!OX40-リカンドを標的とする独自の作用機序に期待が持てます☝️

⑩【科学】個別化医療でアトピーよ、なくなれ

【個別化医療は近い?!】

研究の結果から、アトピーとまとめられていた多様な皮疹性状の根底に、異なる分子病態が存在すると示されました。

つまり、多くの患者に効くが他の作用もあるもの→
必要なものだけ効かせることが出来る方法が生み出せるかも

ということですね。

いかがでしたか?何か気になるニュースはありましたでしょうか。
また、新しいニュースや情報があれば、まとめてご紹介しますね。

次回更新をお楽しみに!

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