見出し画像

わたしのめんげん体験

みなさん、こんにちは!
冷えとり健康法を続けていると、
好転反応……めんげんが起こります。

めんげんとは、漢字では「瞑眩」と書きます。
症状が快方に向かう過程で起こる症状のことで、
一見「悪くなったのかな?」というように見えますが、
重症感がないのが特徴。
「冷え」をとることによって、
自然治癒力、排毒能力が回復することで、
起こるものです。
「毒が出ている!」とすなおに喜べるといいですね。

人によって、
頭痛、発熱、下痢、湿疹、倦怠感、イライラ、めまい、悪夢、など
本当に、100人いたら100通りのめんげんがあるというほど、
違うものがでます。

わたしの場合は、
まず、靴下をはいた翌日に、
部屋が信じられないくらい臭くなりました。
排毒によるものだとすぐにわかりました。

さらには、腕に湿疹が出ました。
口内炎やヘルペスもなんども経験しました。

冷えとりをはじめて
数年経ったころに、
39度—40度近い発熱も体験しました。
この時も信じられないくらい部屋が臭くなりました。
ずっと高熱を出せずにいたのですが、
ようやく数年かかって高い熱を出せるようになりました。

壮絶な下痢も何度かあります。

そうそう、デリケートゾーンが
猛烈にかゆくなったこともありました!
あのときばかりは、産婦人科へ行きそうになりましたが、
似たようなめんげんを体験されたかたの体験談を
ネットでたまたま読み、
自分も大丈夫、と、
毒を出しきり、以来、かゆくなることはありません。

また、10年経った頃に、めまいを経験したことも……。
めまいは、めんげんの中でもとても優秀なめんげんと聞いたことがあります。
めんげん=瞑眩、この文字そのものでもありますよね。

いずれも、薬や病院を頼らず、
半身浴をはじめとるする冷えとりを続けて、
症状はなくなりました。

あと、わたしのまわりでは
怪我で毒を出す人もいます。
(症状で出すより、怪我、という方がいるように感じます)
たとえば、足を怪我するときは、食べ過ぎているのだとか。
(食べ物を取りに行けないように、足を怪我させるのだそうです。
からだってすごいですよね!)

さらには、鼻血が大量に出たというかたも。
鼻血も、優秀な出方だと聞いたことがあります。
よく考えたらキズ口もなく、悪い血を外に鼻から出せるなんて
すごいですよね。

ほかには、聞いた話ですが、
口からわけのわからない液体がどばーっと出たら、
悪性腫瘍が消えたとか、
冷えとりをはじめて、1週間ほど、毎晩悪夢を見たとか、
不思議な話がたくさんあります。

そうそう、日常的には、わたしは咳も出ます。
でも、咳や鼻水も、とにかく出たらどんどん出すように、
かゆみも、どんどんかくように、
抑えないで、出すようにするのが本当にたいせつなポイントです。

冷えとりソックスも、とにかく、
最初はびちょびちょに濡れて、
よく破けました。
冷えとりを続けると1枚目ではなく、3枚目、4枚目なども
破れるようになりました。
これは、深いところの毒出しが進んでいるからなのだそうです。

いずれにしても、出し切ったら、おしまい。
冷えとりをしていると、
こまめに、出せるようになり、
症状が出ても、不安になったりしなくなるようです。

ちなみに、めんげんが出て、
不安になったり、心配になったら、
無理せず、専門家に相談してください。
「重病なんじゃないか」とか、「大丈夫かな」と
不安があったり、
「早くよくなりたい」「苦痛はいやだ」「本当に治るのか?」
など、焦燥感や迷いや不信感があると、
毒出しもよりこじれるというか、長引いたり、
うまくいかなかったりするようです。
こういうときは、素直に、
安心できる方法を、ご自分で選んでくださいね。

もちろん、しっかり自分で毒出ししてみる、というかたは、
症状を抑えないで出し切ると、スッキリ!します。
いずれにしても、症状が派手でも、重症感がなくて、
ふつうに生活ができて、顔色が悪くなければ問題ないといわれています。
自分のからだの声をよく聞いて、冷えとりを進めてみてください。

めんげんが出たら
とにかく、よく休み、食事を減らし、抜くなどし、
冷えとりを強化します。
めんげんの体験談を読んだりするのも、
勇気が出ます!

わたしの場合は、
子どもの頃からからだが弱く、
薬をたくさん飲みました。
大人になってから抗生物質もたくさん体内に入れました。

めんげんがあるたび、
こういった薬が外に出て行っているんだなと
思っていました。

そのほか、暴飲暴食、若い頃はタバコを吸ったり、
白砂糖を含む甘いもの、脂っこいものを
たっぷり摂っていました。
考えも浅はかで、いつもイライラクヨクヨし、
からだに毒をためているようん生活だったなと思います。
そうして、症状が出るたびに薬で抑える……。
毒はたまる一方ですよね。
そうしながら、食品添加物、大気汚染、水の汚染、
さまざまなものを、体内に取り入れ、
ストレスなども感じながら生きていますから、
そりゃ、毒出しがありますよね。

そういったことを深くよく理解して、
冷えとりをするのも大事かなと思います。

めんげんが怖いという方も
ときどきいらっしゃるのですが、
体内にためていって、
いつか、複合的に原因が重なり、
重症化するほうがおそろしいんじゃないかと思うのですが、
いかがでしょうか。

体験談などご興味のあるかたは、
マーマーマガジン別冊 body&soul 2
拙著『あたらしい自分になる本』、『自由な自分になる本』『うつくしい自分になる本』などを参考にしていただけたらうれしいです!

時々読み返すと元気になります。

もちろん、進藤義晴先生のご著書
折に触れて読まれると、
気づく部分が違って、たくさんの発見があるように思います。

どうぞ、すばらしい毒出しライフを!

あ、ちなみに、めんげんも
人と比べないで、出ていないからいけないとか、
出ているからどうだとかそういうことではありません。

人のからだは、人それぞれ違います。
性格や顔つきが全員違うように、
出方もさまざま。
自分らしい毒出しを、味わって、
冷えとりをたのしんでいただけたらなあと思っています。


(服部みれい)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?