体験談|vol.06 デンマークで冷えとりライフ

『マーマーマガジン』が出版されたとき、
わたしは日本にいなくて(2019年現在デンマーク在住)、
2017年夏ごろ、服部みれいさんの本で冷えとり健康法のことを知り、
2018年初めごろから、少しずつ冷えとりをはじめました。

日本に帰省するときに靴下を買っているので、
今年の夏でやっと、全季節に合った冷えとり靴下の種類と数が
揃ったなぁというぐらいのペースです。

冷えとりをはじめたきっかけは、
2017年の夏に右膝を悪くしたことでした。
日によっては引きずって歩くようなこともありました。

その年の暮れに日本で治療を受けたとき、
足をあたためてから治療したほうがよく効くということを、
治療してくださった先生を通して知り、
あたためることって大事なのかもしれない、
と思うようになりました。

膝を悪くしたことで、変化もありました。

それまで、からだはわたしの奴隷、機能してあたりまえ。
具合が悪くなるとうっとうしい、という感覚で、
からだに向き合うことがまったくなく、
自分のからだを無視していたことに
気づいたのです。

治療で習ったマッサージをしたり、体操をするなか、
だんだんからだと対話をすることを覚えました。
からだがわたしのためにがんばってくれていることを
とても愛おしく思い、
とてもとても長い間無視してきたことを
本当に申し訳なく思うようになりました。

冷えとりは「効く」というよりも、
気持ちいいから続いているといったほうがしっくりきます。

足をあたためて、質のよいものを身につけるだけで、
こんなにこころもほっこりするのかと驚きます。

努力して冷えとりをしているのではなくて、
からだが喜ぶことを自分が自然に選べるようになった、
という感じです。
レギンスもとても気持ちいいので、いつもはいています。
(某社のヒートテックや暖パンは着られなくなりました)

冷えとりをはじめて血行がよくなったからか、
夏はあまり靴下をはいていなかったにもかかわらず、
サンダルによる足の日焼けが、
例年よりずーっと早く消えたのも驚きでした
(デンマークの夏は涼しいけれど、太陽光が強いので、
1日でガツンと日焼けします)。

産後は、早朝、左足にこむら返りが起こるのが日常でしたが、
しっかりあたためて靴下をはいて寝るようにしたら、
起こらなくなりました。

膝も、引きずるように歩いていた日々が信じられないほど
よくなってしまい、あれは何だったんだろう、
と思っています。

ごくたまに、膝の痛みがあった部分に、
「あれ?」というほど小さな痛みを感じることがあります。

以前だったら
「あれ? また膝が痛むの!?
いやだなー、また具合悪くなっちゃうのか(ため息)」
と、イライラしていたはずですが
(からだにとってわたしは、
まるでブラック企業の社長ですね……)、
今は、
「膝がわたしに声をかけてくれているんだな」
と思えるようになりました。

膝の声に耳を傾け、
マッサージをしたり、半身浴をしたり、
靴下を多めに重ねたりして、
膝と対話することができるようにもなりました。
膝は何をわたしに伝えたいのかな、
と考えられるようになり、からだに対して、
自分の子どものように接することが
できるようになってきたのです。

まだまだ冷えとり初心者なので、
これからこころの冷えに出合う機会も
もっともっと増えるだろうなーと思います。

わたしにとって、この数年のできごとと自分自身の変化は
とてもよかったと思っています。
冷えとりが、その仲立ちをしてくれているなぁと感じるのです。
とっても感謝しています。
ありがとうございます!

(ペンネームさわぐりさん)


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