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冷えとりスタイルのはなし


こんにちは!
今日は、冷えとり健康法の
服装について
お話したいと思います。

思い返せば、冷えとりをはじめて知ったのは
高校生のとき(1980年代です! ひゃーっ!)

今思うとすごいことですが、
亡き母が、冷えとり健康法を開発した
進藤義晴先生の診察に通っていたのですね。
当時、進藤先生は、
愛知県で開業されていたんです。

わたしの記憶だと
当時せっせと、母は、靴下をはいていました。
(でも、なんか中途半端で、
絹とか綿とか、天然素材じゃなかったような……)

ただ、とにかく靴下をよくはくため、
「靴下教の信者」などといって
母のことをばかにしていたわたし……。
ひどいですね。

いずれにしても、半身浴は時々していたし、
陶器製の湯たんぽも、
受験生のときなどは使ったりしていたのを
今でも覚えています。
進藤先生の本もすごくおもしろい!と思って、
ずっと大事にもっていたんですよ。

ただ、あのころから真剣に冷えとりをやっていたら
どんな人生だっただろうと思いますが、
若いころ、
わたしの興味がむくのは、
ぜんぜん、そういう方向ではなく、
とにかくあそびまくり、不摂生しまくりの
20代をおくりました。

母のことを嘲笑し、
そして、心身ともにまったくケアしないばかりか、
ほんとうにあらあらしく扱った結果、
因果応報ですよね、
20代、30代と大病をしまして、
36歳のときに、とうとう、
冷えとり健康法と再会しました。

36歳のときには、
もう、本当にからだがボロボロでしたので、
「これ! 知ってる!」とばかりに
進藤先生の本を一気読みし、
その日から半身浴をはじめ、
冷えとりソックスを取り寄せて、
そのときから、冷えとりをやめた日はありません。

もう、13年続けています。

冷えとり健康法は、わたしが大事だと思うのは、
1にも2にも半身浴です。
正しい方法
(みぞおちから下、38度—40度くらいまでのぬるめのお湯で、
腕を出して、入る)
で、20−30分以上。
1時間、2時間、
時間が許せば、もっともっと入る。

冷えが強いときや
お風呂には入れないときは、熱めのお湯で
汗が出るくらい、足湯をする。

これが基本だと思っています。

で、これを24時間できたらいいですが、
社会生活もありますしね
(あ、自粛の生活のなかでならできるのかな)。

そのような状態を
服装でつくる、というのが
冷えとりスタイルのイメージです。

だから、なんというか、
「靴下をたくさんはく健康法」というのも
あっていなくはないけど、
どんぴしゃりという感じでもないんですよね。

頭寒足熱の状態を服装でつくる。
富士山のイメージで、下を厚く、上を薄く着る。
天然素材のものを着る。
空気が抜けやすいように、締め付けない服装をする。

これが基本です。
天然繊維の服は、おてもちでなければ、
肌に触れる部分、下着だけでも天然繊維にします。

まず下からいきます!

靴下は、絹の5本指、綿(ウールなどでもよい)の5本指、
絹の先丸、綿(ウールなどでもよい)の先丸、
この4枚を重ねるのが基本です。

え、
よ、4枚!って思うかもしれませんが、
冷えとりソックスは1枚1枚が
薄いため、4枚重ねても、分厚いソックス1枚分にもなるかならないか
というイメージです。

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わたしの場合は、さらにここから、
絹、綿(ウール)、絹、綿(ウール)と、
全部で8枚は、ふだん重ねてはいています。
体調によっては10枚を超えることもありますが、
5月でだいたい8枚くらいです。
(この原稿を書いている今も、
足元には湯たんぽがあります。
部屋はドライを弱くかけて、涼しくしています)

次はレギンスです。
レギンスも絹のものをもうずっとはいています。

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さらに、そこにわたしは4WDという
ウールなどを重ねたぶあついレギンスもはいています。

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そうして、
今日は、綿のパンツをはいています。

上半身は、
やっぱり天然繊維の下着をつけて、
絹のタンクトップを着ています。
すごく薄着にします。

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締めつけないようにするために、
筒型になるような、ストンとした
ワンピースを着たりもします。

ざっとこんな感じです。

足元を厚く、上半身を涼しく、というと
おしゃれできないんじゃないの?!と思うかもしれませんが、
ノンノンノン!

本当のおしゃれ女子ならば、
必ず、ここだ、という落とし所を考えられるはず!

わたしのスタイルは、
冷えとりスタイルブッック

でもご紹介していますし、

服部みれいの冷えとりスタイル100連発ッ
でもご紹介しています!

冷えとりをしている人も今とても多くて、
ネットで検索しても
たくさんスタイルがみつかりそうです。

とにかく、やってみるとわかるのですが、
心地いい!!!!
このひとことにつきます。
心地いい状態に自分をしていると、
まず、基本的に、ベースがごきげんさま状態になります。

さらには、冷えとりで、
どんどん毒だしができるため、
からだもこころも循環し、
毒が少ない状態になっていきます。
つまりは、からだの状態がふつうによくなっていくんですね。

はじめてすぐきく話では、

・ よく眠れるようになった
・ 目覚めがよくなった
・ 食事がおいしくなった
・ やせた
・ 精神的に元気になった
・ 肌の状態がいい

などなど、という声を聞きます。

長く続けると、また、さらなる状態がやってくるのですが……

自分のからだやこころに
ここちよい状態、
ぜひ体験してみませんか?

なお、
冷えとりスタイルで大事なのは、
とにかく上半身が薄い、ということです。

天然繊維の靴下をたくさんはいて、
天然繊維のレギンスも重ねて、
それで、上半身も着まくってたら……

暑いです(爆)。


冷えとりスタイルが心地よいのは、
上半身が薄着だから。
これがポイントです!

ぜひ、
ご自分らしく、
冷えとりスタイルたのしんでみてください。


はっ!
あと、冷えとりソックス、
100%天然繊維で、ゆるゆるのものがおすすめです。


冷えとりがブームになってから、
たくさんのメーカーさんが、
「こんな感じかな」とつくったものもたくさん出回っていて、
そういったものでスタートすると
挫折するかたが多いようです。

本当に、天然繊維だけでできた
冷えとりソックスとであってください。
どこもしめつけないソックス、が
正しいです!

ご自分の目とからだで
確かめてくださいね。


今日はこんなところです!


(服部みれい)

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