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HIEN CEO 御法川より感謝とメッセージ

皆さん、こんにちは!#HIEN Aero Technologies公式アカウントです。

私たちは、「日本で失われてしまっている”航空機を設計し、作って、飛ばす” 技術をeVTOLで復活させ、次の世代に継承する」をミッションに、国産スケーラブルハイブリッドeVTOLを開発しているスタートアップ企業です。ただいまクラウドファンディングに挑戦中!ぜひ応援よろしくお願いします!

本日はイークラウドでのクラウドファンディング最終日になります。多数の応援のお言葉、心より感謝申し上げます。この場をお借りして、弊社 CEOよりメッセージをお伝えいたします。

https://ecrowd.co.jp/projects/38


HIEN Aero Technologies CEO 御法川学より

今回のプロジェクトにかける、起業から一貫した想い

HIEN Aero Technologies株式会社の御法川と申します。
この度はイークラウドによる資金調達にチャレンジさせていただき、多くの方々に注目していただけたこと、大変光栄に存じます。また、これまでに出資のご意思を示していただいている多くの皆様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

クラウドファンディングの公募期間も残りわずかとなりましたので、場をお借りして、改めて我々の事業に賭ける思いをお伝えします。

「日本の航空機産業を復興させ、若い世代に技術を繋ぐこと」

これが私を始め、弊社全員の一貫したスローガンです。しかし、スタートアップが大それたことを言うな、航空機を作るのがどれだけ大変か分かっているのか、空飛ぶクルマなんて危な過ぎて要らないし大阪万博だって怪しい、そんな声があちこちから聞こえてきます。

日本は戦後、航空機製造を取り上げられ、航空機の作り方、飛ばし方、何より人材の育て方を見失ってしまいました。その結果が、先般の民間旅客機開発の頓挫であり、空飛ぶクルマという不思議な表現、空に対する拒否反応に表れているのだと思っています。私はまず、オモチャではない、身近な航空機をしっかり作れる環境を日本に再び構築することが、正しい航空人材、航空産業を育む第一歩だと考えます。確かに航空産業はすそ野が広く、安全のための精度が要求され、参入障壁も高く見えます。それは、欧米の航空機メーカーが部品の精度や仕様をコントロールし、日本は部品単位でしかこの産業に関与していないためです。

しかし海外では、零細企業ともいえる小さな会社が、せっせと小型飛行機を作り、製品として市場に投入しています。宮崎駿先生の「紅の豚」では、
主人公が近所の女性をかき集めて飛行機を作るシーンがありますが、まさにそんな感じなのです。現在は多くの無人航空機が世界中で活躍し、注目を集めていますが、これらは小さな工場の一角で非常に安価に量産されているのです。彼らは、必要最低限のコストで、ちゃんと飛べる飛行機を作る術を知っています。日本にもこういった企業が複数勃興してこないと、今の航空産業の未来はないと思っています。

さて、そんな視点に立った時、「空飛ぶクルマ」はどうなるでしょうか。世界では、空飛ぶクルマを”eVTOL(電動垂直離着陸機)”と呼びます。電動で垂直離着陸する新しい身近な空の乗り物です。いま、世界中で開発や試作が進み、ルール作りも試行錯誤で進んでいます。新しい航空機であるからこそ、先に述べたように航空機産業において大きなギャップがあっても、日本にもまだ参入しリードできる可能性があるのです。

日本には素晴らしいパワエレ技術や要素技術があります。これを新しい航空機の製造に展開し、これまでの航空機産業の二の轍を踏まないようにするためには、「機体を作る会社」が真ん中になり、全員で知見を共有して、上位下達ではないモノづくりの仕組み、オープンでスピーディな航空機開発のフィールドが必要です。それがHIENの役割だと考えています。個々の目線からすると、航空機産業は身近でなく、ましてやeVTOLなんてまだ遠い先の話、と思われるかもしれません。しかし気が付いた時にはまた、携帯電話や民間旅客機のように、市場が完全に支配されていることになり兼ねない。そのときはもう遅い。近い将来、都市部だけでなく、過疎化が進む地方や、沿岸、島嶼部で、身近に利用されているエアモビリティがちゃんと日本製であるために、そのきっかけとして皆さんの力をお借りしたい、そう思っております。私たちは最後まで諦めず頑張ります。
応援よろしくお願いします。

https://ecrowd.co.jp/projects/38

皆さまへ

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