【コラム】なんでも成分表を見て買うようになったからの"気付き"。
30代後半になり以前に比べかなり健康に気を遣うようになりました。
スーパーやコンビニに行っても商品の成分表を見てカロリーが少ない方を選んだり、糖質、脂質、たんぱく質を確認して、脂質が少ない方、たんぱく質が多い方、それでいて価格がお手頃であるものを選んだり。
家電やガジェット好きなので、そういう商品ではスペックや値段を照らし合わせて購入していましたが、こと食品においても、どうせ選ぶならより体に良い方を。という意識が年々強くなっています。
家電とは違い、食品はほぼ毎日買うものなので、必然的に毎日のように成分表を見るようになりました。
それで気付けたのが、自分も価格、見た目、成分表といったものを基準に商品を選ぶように、自分も何かを基準に選ばれているはず、という事。
自分という人間はどのように評価され、どのように選ばれているのか、を考えるようになりました。
ちょっとした日々の選択から気づく事ができました。
フリーランスで仕事をしている以上、人として評価されるしかありません。
所属事務所に依頼があった仕事がバランスよく振り分けられるわけではなく、僕自身に何かしらの期待があって依頼がある。
僕は作家としてどのような立ち位置なのでしょうか。
・値段が安いけど食えなくはないコスパ良し商品
・美味しいけど体に悪いから取るのは控えられがちな商品
・体に良いし、良い商品ぽいけど高すぎる商品
・パッケージはオシャレだけど中身はそんなに美味しくない、量も少ない商品
などなどお店に並ぶお店も多種多様で、選ぶ人も多種多様。それぞれのニーズに合わせて購入し、されていくものです。
僕も何かしら他人によって仕分けされ、商品として評価され起用されたり、されなかったりしているのでしょう。
だからこそ自分がどんな商品群に当てはまるか。
より考えて分析しないといけません。
年齢的にも体力的にもコスパよく薄利多売で回すのは難しい。
ならば、値は値なり。価格と満足度をそれぞれあげるようにしなければいけない。
けど、パッケージなどの外面だけ良いようにはせず、パッケージと成分表と実際の味と合致させ満足度を高める、そんな商品にならなければいけない。
年齢とキャリアと自身の能力と理想をバランス良く組み合わせた良い商品を目指します。
昔、雑談レベルで「作家としてどんな番組を作りたいか、携わりたいか」を話していた時にに「作りたい、はあんまりないけど"毒"にも"薬"にもならない番組は嫌。」と答えた事があります。
"毒"はひょっとしたら不快に思う人もいるかもしれないけど、面白くて刺激的で何年経っても「あの番組面白かったな。」って言ってもらえるようなもの。
"薬"は誰かの為になったり、誰かの救いになったり「この番組のおかげで今の自分がある」って言ってもらえるようなもの。
(もちろん両立出来る番組もあるとは思いますが…)
その時の会話の流れで咄嗟に出た意見だったのですが、手前味噌ですが咄嗟の割には良い事言えたかな、と思っています。
これを商品パッケージやプロフィールに胸張って書けるように日々の仕事を頑張りつつ、自己分析と表現頑張ります。
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