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子どものウェディング撮影をしようと思ったのが撮影とドレス収集の始まり  その六 和装

 12月下旬、打掛の準備はそれなりに整ったと思ったものの、ウェディングドレスのように、素人の私たちが撮影するのはおこがましく感じました。

 今回も、来年の元旦にサプライズ撮影として、私がひとりで計画を立てています。
元旦から開いている写真スタジオは近くにないし、なんちゃって打掛なのに元旦に、わざわざカメラマンを探して来てもらうほどでもない・・

 その時、元旦に帰る予定の実家の近所に住む70代後半の元カメラマンのMさんのこと思い出しました。親しくしていただいている方で、自宅で奥さんとおしゃべりしていると加わってこられる気さくなおじさんです。

 実家に行って義姉にその話をすると、すぐに一緒にMさん家に行って、義姉が話をしてくれました。

 「スタジオは今は使ってないしね。」「写真撮影は何時ごろ?」と尋ねられたので、「お昼過ぎぐらいになると思います。」「家(実家)に来て何枚かとってもらえればいいです。」と答えました。
Mさんはしばらく考えてから、
「デジカメ持っているでしょ。デジカメだったら誰でも同じような写真が撮れるから。」と、結局断れました。

 皆さんがせっかく集まるお正月早々から撮影を頼まれ、時間的に拘束されるのは気が重いでしょう。
受けてもらえると思っていたので、少しがっかりでしたが、プロから、自分たちで撮っても大丈夫と承認を貰ったような気持ちになりました。

 自宅に車で帰りながら、どうやって撮影しようかと考えていた時、数日前にテレビでドローン撮影の特集をしていた場面が急に蘇ってきました。
その時、私も夫も興味を持ったので、ドローンを買ういい機会だと思いました。

 私は、夫に「お正月は、ドローンで家族の撮影をしない。」と、提案しました。
予想した通り、夫は「いいよ。」と即答し、早速、車で大きな電気店を回りました。
大手の家電量販店にはあるだろうと考えていましたが、自宅から近い2店にはありませんでした。

 その後、ネットで調べると、福岡の博多駅前のヨドバシカメラはドローンがたくさん揃っていることがわかりました。
28日には長男と三男が関東から帰省予定だったので、一緒に福岡に行くことにしました。

 29日朝、帰ってきた息子2人と、夫の運転で博多に向かいました。ヨドバシカメラに着き売り場に行くと、確かに2階にドローンコーナーがありドローンが並んでいました。そして1~5番人気のものまで並べてありました。1番人気はDJIのtelloは1万円ほどの小さなトイドローン呼ばれるもの、2番人気は5万円ほどの少し大きなもの、3番人気は20万円以上の白い立派な正にドローン。

夫は3番人気のはドローン、今思えば、ファントムが気になっていた様ですが、事前に学習していて 「これは、資格がないと飛ばせないし、許可も取らないといけないしね。」と言いました。
息子2人は私達の選択をいつも黙って見守るだけで口を挟むこともなく見守っていました。

安いのが好きな私は1万円のtelloを買おうと提案しました。
夫も、「手始めにはこれがいいだろう」と、あっさり同意しました。しかし、売り場の係員を呼んで尋ねると、1~3番人気は全部売り切れとわかりました。

それから、それぞれ、売り場に残っているドローンを持って調べてみましたが、これは というドローンはありません。
ネットで調べていた三男が「telloは、今、注文したら明日 家に届くよ。」といい、その場でネット注文しました。

 私たちは、他に目的もなく、
福岡に行ったら次男たちと時々ランチに行く 辛子明太子食べ放題付の定食が食べられるやまや経営のレストランで、この日は4人で辛子明太子をたくさん食べて、熊本に帰りました。

 ドローンもネットで簡単に買えるとは予想できず、2人の息子の貴重な帰省日を使い、福岡までドライブだけの申し訳ない一日になりました。

 約束通り、翌日 30日午後、telloは自宅に届きました。




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