【介護ビザ申請完全ガイド】介護福祉士に合格したら、自分でビザの申請してみよう!
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こんにちは!
干泥です。
介護福祉士に合格した皆さん、おめでとうございます。
前回のブログでは、介護福祉士の登録方法について説明しました。
このブログでは、外国人の方々が日本で介護職に就くための介護ビザ申請手続きをわかりやすく、簡単な日本語で説明します。
イラストや図解を交えて解説するので、ビザ申請が初めての方でも安心して手続きに取り組むことができます。
さあ、一緒に介護ビザ申請の手続きを学んでいきましょう!
【介護ビザの申請書類を作るときに準備するもの】
介護ビザ申請の手続きに取り組む前に、以下のものを準備しておくとスムーズに進めることができます。
PCまたはスマートフォン
申請書のダウンロードや必要な情報の検索に使用します。
インターネット、Wifi環境
申請手続きに関する情報を調べたり、必要な書類をダウンロードするために必要です。
プリンター
申請書や書類の印刷に使用します。ない場合は、コンビニやインターネットカフェで印刷することもできます。
スキャナー
必要書類のコピーを作成するために使用します。スマートフォンのアプリを利用しても代用可能です。
文房具類(ペン、ハサミ、のり、ファイルなど)
申請書の記入や書類の整理に使用します。
顔写真
申請書に貼り付けるためのパスポートサイズ(4cm×3cm)の顔写真が必要です。写真は近くの自動写真機で撮影できます。スマホで写真を撮って、コンビニのコピー機で印刷することも可能です(これの方が安い)。
私が普段使っているアプリも紹介しておきますので、使ってみてください。
セブンイレブン ネットプリント(普通紙も写真もOK)
https://www.printing.ne.jp/index_p.html
これらの準備が整ったら、介護ビザ申請手続きに取り組むことができます。手続きに必要な書類や情報を整理し、順調に申請を進めましょう。
【介護ビザ申請の手順】
介護ビザ申請の手続きは、大まかに以下のステップに分かれます。
必要書類の準備
申請書の記入
申請書と必要書類(自分と会社)の提出
審査の結果待ち
ビザの受け取り
以降の本文では、各ステップの詳細や必要書類の準備方法、申請のポイントと注意事項、申請後の手続きについて説明していきます。
【必要書類について】
介護ビザの申請には以下の書類が必要です。
・自分で用意するもの
①在留資格変更許可申請書(下の方に詳しく書きます。)
②写真(4cm×3cm、無背景、正面顔)
③パスポート及び在留カード
④介護福祉士登録証の写し
⑤課税証明書(昨年分)
⑥納税証明書(昨年分)
⑦源泉徴収票(昨年分)
・会社が用意するもの
⑧雇用条件等に関する証明書類(雇用契約書及び雇用条件書)
⑨会社の謄本(とうほん)
⑩施設のパンフレット
・その他
※学生から介護福祉士への変更の場合
⑪学校の書類一式(成績証明書、出席証明書、卒業証明書)
⑫雇用理由書(参考フォーマットあり)
これ以外に、許可が出たら4,000円の収入印紙が必要になります。
今回は在留資格変更許可申請の申請書について、書き方を詳しく説明します。
【在留資格変更許可申請書の記入方法】
在留資格変更許可申請書は、正確で分かりやすい記入が重要です。ここでは、申請書の記入方法を詳しく説明していきます。
まずはPCで申請書のファイルをダウンロードしましょう。
法務省のウェブサイトにある変更申請書のExcel
(https://www.moj.go.jp/isa/content/930004065.xlsx)
URLを押すと自動でダウンロードされます。
ちなみにこちらは編集しやすいように、私が少し修正したものです。
どっちを使ってもOKです。
①申請書の記入
ダウンロードが出来たら、早速記入を始めましょう!
ちなみにExcelソフトを持っていないという方は、
Google Driveを使って編集しましょう!(干泥もそうしています。)
ある人はそのまま進んでください。
エクセル(スプレッドシート)を開いたら、
以下の情報をどんどん入力していきましょう!
ちなみに、PCを持っていない人は、こちらからスマートフォンにPDFをダウンロードして、プリントしてください!
法務省のウェブサイトにある変更申請書のPDF
https://www.moj.go.jp/isa/content/930004064.pdf
PC無くても手書きで申請できますので、ご安心を!☺
ではまず
申請人等作成用 1
から行きましょう!
1、国籍
2、生年月日
3、氏名
4、性別
5、出生地
6、配偶者の有無
7、職業
8、現住所
9、電話番号
10、(1)パスポート番号、(2)有効期限
11、今の在留資格、在留期間、在留期間満了日
12、在留カード番号
13、希望する在留資格、在留期間
14、変更の理由
15、犯罪の有無
16、在日親族の有無(日本に家族や親せきが住んでいれば書く)
これらを書きます。
参考までに、
5はパスポートに書いてある(Place of birth)の都市名を書きましょう。
電話番号が無い人は空欄でOKです。
希望する在留資格は「介護」と書いて、
変更の理由は「介護福祉士として就労する為」と記入してください。
なお、在留期間は「5年」と書きましょう!
※人によって新しい在留カードの在留期限は違うので、短くなっても落ち込まないでください。。。
とりあえずここまで掛けたら1ページ目OKです!
申請人等作成用 2
もう1枚書けば、あなたが書く必要のあるところは終わりです。
17、勤務先
(1)名称(会社の名前)、支店・事業所名(実際働く施設の名前)
(2)所在地(本社の住所)
(3)会社の電話番号
18、最終学歴
(1)日本の学校が最後なら本邦、母国なら外国
(2)最終学歴の学校に✓
(3)学校名、
(4)卒業年月日
19、専攻・専門分野
20、書かなくてOK
21、職歴(母国、日本それぞれ書いてください。)
22、施設の人が申請するときは、法定代理人のとことに施設担当者の名前を書きます。
自分で申請する人は
「以上の記載内容は事実と相違ありません。
申請人(法定代理人)の署名/申請書作成年月日」のところにサイン
※ここだけは手書きで書く必要がありますので、印刷するときは名前と年月日はブランク(未記入)にしてください!!
間違って名前を印刷した状態で提出すると担当者に受け取ってもらえません。。
気を付けてくださいね!
所属機関等作成用1 、所属機関等作成用2
あとは施設の担当の人に書いてもらうことになります。
EXCELでデータが出来たら、そのデータを担当者にメールで共有しましょう。
そのまま所属機関等作成用1、所属機関等作成用2に入力してもらい、返信してもらってください。
もちろん手書きでも大丈夫です。
施設の人が書き方が分からないという場合は、こちらのPDFを印刷して渡してあげてください。
・申請書への写真貼付
申請書に、パスポートサイズ(4cm×3cm)の顔写真を貼り付けます。無背景で正面顔の写真を用意してください。
・申請書の確認と提出
申請書に記入した内容が正確かつ完全であることを確認し、必要書類と一緒に提出します。
自分の住んでいる住所の最寄りの入管へ行って、申請をしましょう。
こちらで入管の場所が分かります。
関東に住んでる人はこちら参考にしてください。
また、その時にハガキを渡されますので、自分の家の住所を書きましょう。
もし近々引っ越しの予定がある人は、郵便局で転居届をするか、施設の住所や友達の住所を書いても大丈夫です。
必ず受け取れる住所を書いてくださいね。
【申請後の手続き】
申請書と必要書類を提出した後は、審査結果を待ちます。審査期間は通常2~8週間程度ですが、状況によっては長くなることがあります。審査結果が出たら、以下の手続きを行います。
・許可通知の受け取り
許可通知が届いたら、速やかに在留カードを更新するための手続きに進みます。
許可ハガキには必ず「○月○日までに取りに来てください。」と書いてますので、その日までに取りに行きましょう。
入管は時間がかかりますので、その日は時間に余裕をもって行ってくださいね。
・収入印紙の購入
許可が出たら、4,000円の収入印紙を購入します。これは、郵便局やコンビニエンスストアで手に入れることができます。
・新しい在留カードの受け取り
手続きが完了すると、新しい在留カードが発行されます。在留カードを受け取り、必ず自分で確認しましょう。
・就労開始
新しい在留カードをもらった日から、介護ビザに切り替わります!
在留期限もチェックして、更新のタイミングを忘れないようにしましょう!
【まとめと今後のステップ】
このブログでは、介護ビザの申請手続きに必要な書類や手順、申請後の手続きについて詳しく説明しました。
外国人の方々が日本で介護福祉士として活躍するために、正確で分かりやすい情報を提供することが目的です。
今後も、日本で働く外国人介護福祉士の皆さんが安心して就労できるよう、さまざまな情報やアドバイスを発信していきます。
このブログが皆さんのビザ申請や日本での生活の一助となれば幸いです。
最後に、ビザ申請は手続きが複雑で時間がかかることがありますが、焦らず一つひとつ丁寧に進めていくことが大切です。
もし不安や疑問があれば、私にいつでも相談してください。
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皆さんが無事に介護ビザを取得し、日本での介護福祉士としてのキャリアを築くことを心から応援しています。
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
それでは~
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