見出し画像

ガーシー議員除名が最悪の選択肢である理由

今回の記事はガーシー氏の除名問題について考えました。最初は「劇場化が危険」という単純な構成だったのですが、調べれば調べるほどN国党にとってはおいしい選択肢があります。少数者が迫害されたなどと主張するというのはまだいい方で、実は再選を通じて名誉を回復するという選択肢があるのだそうです。つまり「迫害から名誉回復運動」というような持って行き方で集票しプレゼンスを高めることができるわけですね。

ちなみに昨日の秋本真利議員の件ですが中ヒット(中の上)になりました。おそらく秋本さんの名前を出して「政治不信が加速する」などとしてもそれほど注目を集めなかったでしょう。

あの「河野太郎さんの側近のあの人が転落する」というようなタイトルづけにすると週刊誌的な興味からクリックする人が増えるということがわかります。おそらく岸田内閣の辞任ドミノもそんな感じだったんでしょうね。

日本人は多様性を受け入れてみんなが住みやすい社会を作ろうというような社会に関するメッセージには全く興味は示しません。ただ、「あの人が落ちてゆく」というような話題は他人事としてでも面白い、読んでみたいと思うようです。

なんだかこの編集後記は「タイトル職人の部屋」みたいなかんじになりつつありますね。あまり扇情的なタイトルをつけるとみなさん読まなくなりますが、かといって反応ポイントはどこか大衆的ということがわかります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?