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2024年8月20日の政治・時事ニュース 雇用統計に大激震の可能性?

先日来、Xに「アメリカの雇用統計が修正されアメリカの経済が思っていたよりも良くなかった可能性が指摘されるかもしれない」という噂が流れています。メジャーなニュースでは扱われていませんから書きませんでしたが、ちょっと注意はしておいたほうがいいかもしれないなあと思いました。具体的にはBureau of Labor Statistics(アメリカ合衆国労働省労働統計局)の定期的な統計の見直し(revise)になります。

この話はどうやら「噂」に終わりそうなのですが、今の市場に燻っているなんとなく不安をよく表しています。

昨日、円高に触れる局面がありました。日銀の植田総裁がまた国会の閉会中審査でタカ派発言を行う可能性があることが理由になっているそうです。海外投資家にとってはみんなが見出しでみんなが動くことが重要です。つまり特定のポジションを作っておいてそれを崩すことで流れを作りその落差で儲けたい人がいるわけですよね。

今回の株価騒動で大勢が動けばそれに乗って引っかかる人が大勢いるということがわかりました。情報リテラシーのない新NISA組は機関投資家にお金を献上しているわけですが、カモになっていることに気が付きません。

例えは今回「雇用統計が変更になった」「さあ大変だ」となれば(それが事実であってもなくても)為替や株価が大きく動き逃げ遅れを懸念する人が金融資産を投げ売りします。そこを狙っている人が大勢いるということになります。実際にリセッションが来るのかは確実だと主張している人たちはいるので、不安がくすぶる中でちょっとした統計の変調が思わぬリアクションを引き起こす可能性があります。

ジャクソン・ホール会合でパウエル議長はアメリカ経済と利下げに関して楽観的な見通しを述べるとみんなが予想していますからこれが裏切られると一気にパニック的な動きが起きる可能性があります。が、もちろんそんなことが起きない可能性もあるのですからブログに書くまでは至らないということになります。

ということで「扱っていること」の他に扱っていないことも重要です。

ブログでは小林鷹之さん待望論について書きました。最も爽やかで最もみんなの期待を集める人だけにそれが裏切られたときの落差は面白いだろうなあと思いました。ちなみに福田達夫さんがプロキシーとして小林氏を利用していると言う記事を見つけました。この福田達夫さん絡みのことはブログには載せませんでした。面白いですけど確証はないですからね。

バイデン大統領の楽観的なガザ和平に関する見通しは早くも瓦解寸前です。

また、エムポックスという聞き慣れない名前の病気が流行しています。前回の流行の際に「ああこんな事もあったなあ」と思い出してまとめてみました。

あとは「自民党総裁選の仕組み」を解説する記事を書こうかなあなどと思いつつ「また明日でいいや」などと思い直しました。

ワイドショーをざっくりまとめたところによると、最初の選挙は予備選に当たります。議員票と地方票のウエイトが1:1になっているのが特徴です。派閥領袖たちは地方議員の動向を見極めつつ最終的に自分の言う事を聞いてくれる候補者を二回戦(地方票が47票に激減します)で選べばいいんだそうです。この「リスクを取らずに勝馬に乗る」戦略は誰か一人が圧倒的に地方で支持されない限り有効ですが、かつて小泉純一郎さんが地方で圧勝して流れができたと言う例外があるそうです。

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