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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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#トランプ

2024年7月29日の政治・時事ニュース なぜか英語メディアで知る日米同盟の現在地

今朝の話題は日米同盟、アメリカの民主主義の現在地、世界情勢の現在地です。日米で2+2が行われました。日本のメディアは決まったことを形式的に伝え「アメリカ軍が日本の自衛隊を支配するのではないか」という懸念が「高まる可能性がある」などと補足しています。しかし日本人は水と安全はタダだと考えますから「そんな懸念が高まるはずはない」わけです。オリンピックのメダルラッシュもあり「そもそもそんなニュース知らんかった」という人が多いのかもしれません。ポリティコがこの辺りをきっちり調べて書いて

2024年7月16日の政治・時事ニュース アメリカの民主主義は本当に終わったのかもしれんね

ということで、最初の試みは民主主義の背景にある神話と民俗学の構造を考えるという割とのどかなものでした。アメリカには正義のために悪と戦うという一神教的な伝統があり、日本には私人が神上がりするという構造があります。民主主義が問題を解決できなくなると我々の社会が持っている地金が露出するのですが、感覚に直接訴えてしまうために大きく響くことになります。 こんな文章を書きながらアメリカの副大統領候発表をも待っていたのですがこんな人が居たのかと思いました。惨めな境遇に置かれた白人労働者階

2024年7月8日の政治・時事ニュース 蓮舫・立憲民主党陣営が「あの内輪ノリ」のヤバさに気がついたのはどの時点だったんでしょうね

当初「蓮舫さんが無党派層を鼓舞する応援団長・チアリーダー的存在」になってくれることを本気で期待したのですが、都知事選が始まる前に「内輪ノリの気持ち悪さ」が目立ち「これはもうダメなんだろうなあ」と思いました。結果的に80万票を120万票に伸ばしたので成功といえば成功なんでしょうが…… ところでこの内輪ノリの気持ち悪さに陣営が気がついたのはいつ頃だったんでしょうか? 途中で戦略が変わっていたのでかなりまずいなあという事はわかっていたのでしょうが、その後も信者の一人街宣という「え

2024年6月29日の政治・時事ニュース 組織防衛のために性被害者を犠牲にし続ける恥ずべき国日本

ジャニー喜多川事件でマスコミは反省したんじゃなかったんですかねって思うわけですが、繰り返し繰り返し組織防衛がらみの性被害事件が起きています。(一部週刊誌系の流れを汲む以外の)メディアは全く注目せず「被害者が黙っていたら丸く収まるんじゃない?」というような「放置」が繰り返されています。 ただこの一連のニュースを見て「知らなかった」と思う人も多いかもしれないですね。結果的にそれが性的被害にあった人を傷つけています。 EUではメローニ氏率いる「極右」がどの程度執行部に食い込むの

今週の外交の主役はやはり中国ですよね。

マクロン大統領とフォンデアライエン欧州委員長が中国を訪問しています。一方で蔡英文総統は共和党の下院議長と面会しました。 トランプ大統領の起訴は前代未聞と言われることが多いですが、どうやら裁判中でも大統領選挙には出ることができるようですね。 もう一つは民主党系指名争いに参加を表明したある陰謀論者の話です。

トランプ氏が火曜日に逮捕される?

トランプ氏が逮捕されるかもしれないと言う事態になっているそうです。なんと情報ソースは「トランプ氏本人」です。日本の政治を劇場型ワイドショー政治などと言うことがありますが本場アメリカの劇場型政治はアダルト女優さんなんかも出てきて、日本とは比べ物にならないほど派手です。 リアルタイムの閲覧数を見ながら別の記事を書いていたのですが、昨日のホリエモンほどは伸びなかった模様です…… そうなると共産党の話はもっと需要がないだろうなあと思います……