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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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#LGBT

政治的影響力を持つということはこの日本ではどういうことか

まず最初の話は岸田総理の「子育て予算倍増」の話がたいして期待も反発もされずにスルーされましたよという話です。 政治への関心は冷めきっているわけですが、それでも時事・政治系のニュースって一定のニーズがありますよね。いったい何が期待されているのか。考えてみれば不思議です。 もう一つの話は政府にLGBT担当ができたとい話です。これを不思議に思わない人はかなりの政治通と言えます。つまり一般の常識とはずれているということですね。 一方で政治に馴染みのない人にとっては「ああこうすれ

LGBTの人たちはこの機会を利用して議論を深めればいいのに……と思いました

今回はLGBT理解増進法の「差別」と「不当な差別」という用語について調べました。書いていて「不当でない差別」について議論をすれば理解増進につながるのにな……などと感じました。実は本質的な理解を求める上ではいいチャンスだったんです。 ところが日本には「新宿2丁目系ゲイタレント」はいても「LGBTの論客」がいません。なので政治的議論が起こらないんですよね。ただ書いていて「まあそれは当事者が決めることだしなあ」と思いました。奮起するか「社会はわたしたちを除け者にする」と悲しがるか

編集後記:新しい日銀総裁について・高市早苗さんについて・トルコの耐震基準について

ということで今回は全く傾向が違う記事が3つ並びました。 財務省も日銀も責任は取りたくないということなんでしょう。1964年以来の民間からの登用だそうです。 高市早苗さんが「私はいいと思うけど当事者の一部がね」とLGBT法案を牽制しました。ですがおそらくこれは得策ではなかったと思います。風向きが変わっているので早めに軌道修正した方がいいです。 最後はトルコの建物倒壊の話です。やはり人災だったということになりつつあるようですね。

編集後記:更迭された荒井秘書官は「教育刑」に処すべきだった

さて、荒井秘書官問題をやる前に訂正から片付けます。前回130万円の壁問題について書いたのですが、時事通信のまとめ記事を読んだところ理解が間違っていることがわかりました。 泣きながら(大袈裟?)訂正記事を仕上げましたが、これでもきちんと理解できているのかはちょっと疑問です。主要メディアが書いている記事と主婦パートの間にある認識にはかなりズレがあることはわかりました。実はメディアってかなり「おじさん政治」寄りなんですよね。 さて次の話です。本当はこっちを本題にしたかったんです