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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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2024年4月の記事一覧

2024年4月30日 何者かになりたい人たちに読んでほしいニュース

連休中なので誰も政治・時事ネタなんか読まんだろうという想定のもとのんびりモードでゆこうかなと思っていたのですが、あれよあれよといううちにドル円が160円をつけてしまい「まあこれについて扱わんわけにも行かんだろうなあ」と思いました。が、調べてみると為替介入の効果はないだろうと見られているようですし、FOMCの結果次第で状況が変わるんだろうなあなどと思いました。 最も気になったのが神田財務官の笑顔です。もう明らかに脳内で変な化学物質が生成されている感じです。英語のまとめでは多幸

2024年4月29日の政治・時事まとめ イスラエル和平の話まで辿りつきませんでした

補欠選挙が行われました。結果はゼロ打ち(投票終了後すぐに当確が出る)だったそうです。なので立憲民主党が勝ったねよかったねでもよかったんですよね。 ところがここで各政党ごとに分析してチャチャっと記事を書いてやろうと考えてしまったためにハマってしまいました。立憲民主党の記事はちょっと頑張ったんですが、後になればなるほどやっつけ仕事感が増してゆきました。 特に岸田総理に至っては「王殺しはまだか?」みたいな余計なことを思いついてしまい、王殺しとか書くと「岸田さん暗殺計画みたいにい

2024年4月27日の政治・時事ニュース ゴールデンウィーク前に何してくれてんですか! 植田さん!

ドル円の情勢についてはかなり前から注目していたので「アベノミクスを放置したせいだよね」などと思っています。しかし政治に興味がない人にしてみれば「ゴールデンウィークに海外旅行に出かけようと思ったら円が暴落した!」くらいの感覚の話かもしれないですね。 日本政府にとってはインフレが進むと(それが過剰であればあるほど)負債を国民に転移させられるというメカニズムがあります。つまり円安を容認しても彼らは痛くも痒くもないわけです。ですが高校2年生くらいで社会科を脱落した人たちにはそんなこ

2024年4月26日 目の前の円安に何もしないで総選挙に突入するの?

政治の専門家ではない視点から継続的に政治を見ています。最初は反発心も募るわけですが、最近「政府は本当に何もできないかもしれない」と思う胃ことがあります。円安についてのニュースを見ていて「どうも自民党の中で意見がまとられなくなっているのではないか」と思いました。それぞれの議員達が好き勝手に意見をいうようになり選挙で不利になりたくないと考える人たちは国民の犠牲を伴う訴えができなくなります。結果的に求心力と呼ばれるものが失われてしまったために、岸田総理は「近く選挙をやるかもしれない

2024年4月25日のニュース 日本人はなぜ変われないのか? アメリカ人はなぜ嘘だとわかっている物語に惹きつけられるのか?

最近、YouTubeで引き寄せの法則についての動画を見るのにハマっています。波動を調整して善いものを引き寄せ悪いものを遠ざけようというスピリチュアルなアレですね。キリスト教的な伝統があるのですがここから「神」を取り除き「博愛」を「富の追求」に置き換えたところに特徴があります。 さてそんな感じでトランプ裁判を見ているので「ああやはり引き寄せの法則ってあるんだなあ」って思いました。ですがその根源はおそらく「ソース」とか「宇宙にいるサムワン」ではなく、善いものの一部で居たいという

2024年4月24日のニュース 日本人はまだ民主主義の崩壊の恐ろしさを知らないんだろう……と

今回のテーマは民主主義の崩壊でした。自民党は政治と金の問題を自己解決できず野党は野党で選挙妨害の問題を自分達の得票につなげようとあがいています。宮沢議員は女性問題(不倫かなんかなんですかね)で辞任するようですが政治と金の問題では辞任しないのに女性問題は一発退場なんだなあと思いました。 ところがアメリカでは既にもっと派手な民主主義の崩壊が起きています。あくまでも検察側の証言によればなんですが「俺は有名人だからどんな女でも抱ける」と豪語した人が大統領になるわけですが、その過程で

2024年4月23日 玉木雄一郎さんはかなり苦しいのかななどと思ったりもした……

東京15区の修羅場問題はついに「公職選挙法を改正しろ」みたいな話につながりつつあるようです。ですが冷静にツイートを見ていると国民民主党は「この問題を解決するためにXX候補を国会に送り込んでください!」みたいな露骨な選挙運動になっていました。仮に本当に民主主義を守りたいならこういう打ち出しになっていないと思うので「見出しにして選挙運動を盛り上げたいんだろうなあ」と思いました。こうした露骨なやり方が政治に冷笑的な人を増やすことは流石に玉木雄一郎さんもわかっていると思うんですよね。

2024年4月22日 選挙を内側から破壊する人 「伝わらないなあ」と思ったので他人の疑問や投稿をきっかけに記事を書いてみる

今日のテーマは二つあります。最近「伝わらないなあ」と思うことが多く、他人の疑問や投稿をきっかけに記事を書いてみました。もう一つのテーマが政治を内側から破壊する人々です。 まず身近なところから行きます。東京15区の選挙に注目が集まっています。が政治に真面目に参加したいというより選挙に参加して内側から妨害したいという人がいるようです。これまで国民の気持ちを置き去りにした政治をくりかえしてきたわけですから当然とも言えるのですが、実際に選挙を妨害されて焦っている人もいるようです。

2024年4月21日 神話が崩壊しつつあり今ほど政治が面白い時代はないと思うのですがなかなか伝わりません

政治評論が読まれなくなっています。YouTubeなどで乱暴な政治言論が飛び交う一方で話題についてゆけなくなった人が「今の日本の状況はそんなに悪いはずはない」と目を背けるようになってきました。また自分の収入に関係がない問題に興味を持っても仕方ないと考えている人も増えているようです。が、今まで強固だと思われていた物語の崩壊は誰の目にも明らかになっていて、みんなでそれを「見なかったことにしょう」というゲームが進行中です。これはなかなかおもしろいと思うのですが、その面白さや滑稽さがな

2024年4月20日の政治・時事ニュースまとめ 第三次世界大戦の始まりではなく神話の崩壊

英語の記事まとめは、昨日のイスラエルの攻撃ではいくつかの神話が崩壊したが、人々はまだそれを受け入れられないでいるという趣旨のことを書きました。 まずQuoraでニュースをまとめ…… それを3つに分析してそれぞれの立場から分析しています。 日本の反応も見ていましたが「有事には株は買いだ」みたいなニュースが飛び交っていました。投資はギャンブルで戦争はそのギャンブルの判断材料みたいな捉えられ方をしているのかもしれないですね。

2024年4月19日 政治だけでなく社会全体を覆う無気力症候群

予期せずにテーマみたいなものが生まれることがあります。今回のテーマは社会全体を覆う無気力症候群です。安全保障・憲法、円安対策、野党の政権批判などに蔓延しているようです。ただ政治が無気力症候群に陥っているというよりはメディアも含めて社会全体が無気力症候群に陥っている気がします。 ですが「こんな社会はなってない!」というようなトーンにはなりませんでした。これまで政治が機能不全に陥っていませんかということを一生懸命に証明しようとしてきた人も多いでしょうが、もうそんな証明に時間をか

2024年4月18日の政治・時事ニュース 四国の西側で震度6弱の地震など

昨日の23時ごろに愛媛県で地震があり愛媛県と高知県で震度6弱の揺れが観測されました。地震のニュースが起きると大抵「原発には影響がなかった」という速報が出ます。また今回は南海トラフ地震との関連が心配されました。がそもそも南海トラフ地震が実際に起きるかどうかには科学者の間にも意見の相違があります。公共工事を正当化するために使われているのでなかなか科学的な知見がそのまま政府見解にならないのです。 昨日は1日円安のニュースを見ていたのですが「理屈はわからんが介入でもなんでもしてどう

2024年4月17日の政治・時事ニュースまとめ 日本のネトウヨが熱変成しつつある

本日は日本のネトウヨが変成しつつあるという隠れテーマでお伝えしました。国民民主党の玉木さんに変な虫がたくさんついています。保守に近づいた人たちが多様性などを掲げるとそれが裏切りとみなされて嫌がらせを受けるという現象です。 岸田政権は中国との関係を正常化させつつあります。現役世代への負担も増やす方向ですから旧来ネトウヨと言われた人たちから攻撃を受けてもいいはずです。もちろん一部にはそのような状況が生まれつつあるわけですが、彼らは同時に権力に逆らって負け組になりたくないという気

2024年4月16日の政治ニュース 中東危機はいまだに継続中 日本ではドル円が154円台に

中東危機はいまだに継続中です。これを書いている時点でイスラエルは深夜なんですが「空軍が反撃準備を完了したようだ」とか「なんらかのアクションは起こすようだ」という噂が飛び交っています。 ただ日本のメディアを見ているとイスラエルの情報はそれほど多くないですよね。おそらく多くの人が関係ないやと思っていると思います。唯一影響があったのはドル円相場です。介入目前の154円というところに入りました。IMF会合で金融当局者が集まるようなのでここで話し合いが終わるまでは介入はないのかもしれ