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The Key Questions 編集後記

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The Key Questionsの記事を書いた後の感想をまとめます。
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2023年5月の記事一覧

「勝った負けたにするとみんな自動的にクリックしてしまうのでは?」問題

記事で本当に伝えたいことと「どうやったらクリックしてもらえるのか」が乖離していることが多いんですよね。勝ち負けの問題に落とし込むと読まれるということがわかっており、こんなタイトルにしてみたんですが、本当に言いたかったのは「小選挙区制の元で次世代の政治家を育てるにはどうしたらいいのか?」とか「有権者をきちんと政治・政策議論に参加させるにはどうしたらいいのか?」ということだったりします。 ですがそれだと読まれない。 で、最後の記事なんですが「結婚=両性の合意」だから同性婚は認

中野市の事件についてテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」の批判を書きました。

長野県中野市で警官を含む4人が犠牲になりました。週が明けて分析の報道がいくつかあったのですが「羽鳥慎一モーニングショーはひどいなあ」と思いました。こうした事件が起こると「犯人は極めて特殊な人間であった」と分析した上で、処罰感情を満たすような報道をやりがちです。 今回は出口さんという「識者」を呼んで、その人に語らせる形になっていました。色々と辻褄が合わない点が出てくるのですが「容疑者が裁判を撹乱するために合理的でないふりをするのはよくあることですよ」などと強行突破の構えです。

普段は落ち着いてからニュースをまとめるスタイルなんですが……

言い訳から入って申し訳ないんですが、間違えると怖いので普段は少し落ち着いてからニュースをまとめることが多いんですよね。ですが今回は「ルカシェンコ氏が入院した」と言う噂は信憑性が低いんのでは?と書いてしまったので、追加情報を書かざるを得なくなってしまいました。 ただこの二つのニュースを関連づけていいのかがわからないですし、そもそも日本のテレビなどが全く扱っていないので「壮大な勘違いをしていないか」などとちょっとビクビクしております。 落ち着いた時点でまた整理したいです。

エルドアン氏のニュースがメインになるはずがルカシェンコさんにぜんぶ持ってゆかれてしまいました

どうやら「もうミンスクに戻っている」という情報もあるみたいなんですが「クレムリン=倒れた=ロシアコワイ」みたいなイメージが先行しているんですよね。 一応、私としては「ジャーナリズムがなくなった国では冷静な判断ができなくなるようだ」というような主張をしたかったんですが ルカシェンコさんに全部持ってゆかれた感じがします。トルコの記事は全く読まれなくなってしまいました。 ただ肉声が聞かれるかビデオメッセージが出るまでベラルーシの状況は流動化する可能性はありそうです。

小選挙区制度の弊害とマイナンバーカード問題に共通する根っこは「議会は問題を解決できない」でした。

今日は「いろんな感情的なゴタゴタ」について書いたんですが共通点は議会は問題を解決できないということのようです。ただタイパ・コスパ志向が強い現代ではこうしたゴタゴタはあまり読まれないかもしれないですね。「とにかく解決策を200文字程度で」が好まれるのかもしれません。

自分のモヤモヤした気持ちを伝えられない人というのは割と多い気がするんです……

まずは長野県中野市の事件です。警官が2人亡くなっているという事実と動機の釣り合いが全く取れないんですが容疑者が嘘をついているとも思えないという不思議なケースです。いろいろ思うところはあったんでしょうが、これまでは両親の庇護がありなかなか自分の気持ちを伝える機会がなかったんだろうと思うんですよね。今後一人になってしまうと全く説明ができなくなってしまうのかもしれないと思います。ですがそうなると状況がよくわからず再発防止もできません。 もう一つはウクライナ側からの越境の動きです。

「なんかマイナンバーカードで色々起きていて全部政府が悪い」ではあまりにも雑すぎる

マイナンバーカード関連で色々起きているようですが「一体何が原因なのか」を誰も教えてくれないので、一度整理してみようということになりました。あまり報道されていないですが「自分とは異なる顔写真」に気がつかずに受け取ってしまった人もいるようです。

また新しい軍団が登場したみたいです

どんどん状況が複雑化しますね。

アメリカの債務上限問題は一体何を話し合っているのかがさっぱりわかりません。

デフォルトだなんだと騒がしいですが冷静に考えると何が問題なのか全く理解していないことに気がつきました。ということでまとめてみました。ちゃんと理解できているかは甚だ怪しいんですが…… もう一つはどうでもいいと言えばどうでもいい話なんですがゼレンスキーさんを誰が呼んだかについてイギリスとフランスがそれぞれ「俺が呼んだ」という話になっているようです。日本側も田崎史郎さんなどを使って「日本は積極的な役割を果たした」などと主張していました。

しまったちょっと響きすぎた

ちょっと後悔しています。まずG7でそれほど欠けることはないだろうと思い暇ネタとしてコムギのお勉強でもしようと思っていました。 その後、バフムトに関するゼレンスキーさんの発言が二転三転しているというニュースがあり「広島でショックを受けたのかも」などという記事を書きました。なんとなくセンチメンタルであまり意味のない内容です。 NHKの中継を見ていてなんか司会者が慌ててるなあと思い背景を調べたのでこれも「ついでに」書いたんですが…… 大勢の閲覧者が集まってきています。サーバー

日本から消えてゆく「社会」という概念

まず一つ目の記事は「デリスキング」という新しい概念です。デスキリング、リデスキングなどなどおそらくどこかでタイプミスを犯しているはずだと思うんですが…… de-riskingですね。中国排除の新しい言い方みたいです。これがG7の首脳声明の重要な要素として入っています。 もう一つの話はLGBTの話ですね。与野党の意見が全く対立しているように見えてあまりうまくまとめられなかったのですが…… Quoraのこの記事を見て着眼点を思いつきました。政治・時事スペースに何を書いていいか

【悲報】G7なんかより目先の株価の方が大切という人が圧倒的大多数

お互いに希望的観測があり「きっとうまくゆくに違いない」という感じだったと思うのですが、話をしてみたら「やっぱり違っていた」ということになり途中中断したようですね。いろいろと議論が錯綜していて「結局今どうなってんの?」が分かりにくくなっているため関連記事を拾い読みしました。 一応この記事が一番人気なんだろうと思ったのですが意外と2番手でしたね。 もう一つの問題が「デジタル赤字」です。日本の嫌なことについてはあまり知りたくないという人が多いと思ったのですが、意外なことにこれが

目先の利益にとらわれずに中長期的な視野を持てというのが一番難しいのかもしれないですね。

最初の記事はウクライナの汚職撲滅についてです。なかなか難航しているようです。 次の記事は投資について。株式投資をやる人にはよく知られた話のようですが「10年単位の視野を持て」というのは実は結構難しいのかも……と思いました。

問題は絶対に起きてはいけないから何も対策を考えないというのはいけないと思うんですよね。

マイナンバー・カードについていささかお説教くさい記事を書くために関連の情報を調べたんですが印鑑登録証明書でも問題が起きたそうです。既に登録を抹消したものが発行されたそうですから、住民票の問題とは別の問題もあったことがわかります。 あとはアメリカのデフォルトの話です。ギリギリまで交渉しないつもりのようで「外交日程を変えても仕方がない」となった可能性があります。