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ミシュランガイド2021で一つ星をいただきました!

東京・白金のフレンチレストラン「ラ クレリエール」のオーナーシェフ、柴田が日々、何を考えているかを綴ります。

vol.1からご覧いただく場合はコチラからどうぞ
 → 第一章 レストランのシェフになる

12月7日、ミシュランガイド東京2021の掲載店が発表されました。
ラ クレリエールは、一昨年、昨年に引き続き、一つ星をいただきました!
これもひとえにお店に来てくださるお客様、素晴らしい食材をはじめ店に必要なものを用意・提供してくださる方々、そしてスタッフ・関係者の方々のおかげです。心より御礼申し上げます。

新型コロナウィルス感染症の影響で店を休業せざるを得ない状況の中、さまざまなことを考えました。そして、「ミシュランで三つ星をとる」ことを僕は宣言しました。
そんな宣言をしたら、反発があることは分かっていましたし、心配して止めてくださる方もたくさんいました。
それでも僕がそんな宣言をした大きな理由の一つは、
「三つ星獲得が目的ではない」ということ。
三つ星の先に、やりたいこと、実現したいことがあるのです。
それに、「日本のフランス料理店が三つ星をとる」ということを改めて考えたかった、というのもありました。
この辺りは、このnoteでも書いていきたいと思っています。
というより、そのことを書きたくてnoteを始めました。

2021年、ラ クレリエールは一つ星です。
いま、僕は41歳。
45歳までに三つ星をとりたいと考えています。

ミシュランの星は、シェフひとりでは獲れません。
これからもたくさんの方にお力添えをいただくと思います。
スタッフにも助けてもらいます。
何より、料理を食べに来てくださるお客様がいらっしゃらなければ、レストランは存在できません。
僕はそれらにきちんとお返しできるよう、よりいっそう自分を高め、力をつけていきます!

これからも、一人一人のお客様と向き合い、
柴田の料理と共にラ クレリエールでしか味わえないひと時をお楽しみいただけるよう
全力を尽くしてまいります。
引き続き、ラ クレリエールをどうぞよろしくお願いいたします。
そして、これからのラ クレリエールをぜひ楽しみにしていてください!

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このnoteを初めて読んでくださった方へ
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はじめに初めまして。ラ クレリエールの柴田です。
白金でフレンチレストランのオーナーシェフをしています。
2020年のコロナ自粛の間、レストランのあり方や自分が今後進むべき道など色々と考えました。その中で「ミシュランで三つ星を獲得すること」を一つの指標として強く意識するようになりました。
そして、どのようにすれば三つ星を獲得できるのか、三つ星にふさわしいと皆様から認めていただけるのか、日々、考えたことや行動したことを記録に残そうと考えました。
ご興味を持っていただけたら幸いです。

お店の公式Facebook、youtubeチャンネルもご覧ください。


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