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2021/12/26【年末】

どうもお久しぶりです。(また)

皆さんお元気お変わりないでしょうか
寒くて外に出るのが嫌になる季節かもしれませんが・・・
自分は一年の季節の中で一番冬が好きです。
冬の衣類も大好きです。食事も大好きですね。
後、何より色々な食べ物が腐りづらい(常温放置)

とまぁ脱線しましたが、一年の終わりも含めて今日は少しつらつらと書きにきました。

※自分の身の回りの事ばかりになるので長くなりますがご了承ください。

自分に影響を与えてくれた「人」は多かれ少なかれいると思うのですが
それに恵まれた一年だったなと改めて思います。

2021年の1月最初に描いた達磨の絵は牛の角が貫通している絵でしたね。
赤色と青色の達磨を用意して年賀状をSNSの皆さんに送らせて頂きました。

まだ大阪でガレージで制作してる時にたびたび差し入れを持ってきてくれたりする地元の同級生でもあり、友達でもある美容室のロゴのデザインもさせて頂きました。

1月19日には初めてSNSで軽くバズるを経験したり
その時に改めて自分の当たり前が他の人には魅力的に見える事もあるんだなと知りました。

神戸の友達でもある虚空坊主の影響もあり、和柄全般を見直すきっかけもこの年になりました。
元々似たような部分が沢山あったんですが、吸収の仕方がお互い違ったのでいい影響と刺激を毎回貰える友人でもあります。感謝しています。

2月にはアナログで遊べるカードゲーム等に興味を持ち「株札」のデザイン等も描きました。

同じ月に今年最大のキーワードになった「マスク」をシルクスクリーンの手刷りでする事を決めて販売もしました。
気づけばマスクを当たり前にする時代になりましたね。
しかし今でも慣れず色々と面倒くさい・・・。

3月には「黒羊」を描きました。割と想い入れのある絵です。
Black sheepを自分なりのアプローチで描きました。

同月の3月にこれ迄に無かった機会が訪れました。
RIZE/TheBONEZのフロントマンでもあるJESSEさんのREMIX ALBUMのジャケットを担当させて頂きました。

TOWER RECORDS様、オリコンミュージック様、Loopcloud様の皆さまも有難うございました。(イラレ使ってなくて申し訳ないです)

同月3月にはGothicブランドを目指す「Goah」との共作も出来ました。
「骨」と「眼」を題材に文字を囲いやシルエットに見える様にデザインしました。
会って話をして、一緒に物や素材を知る事で新しい刺激を貰えました。
デザイナーNoahとGoには感謝しかありません。

4月はそれらの販売や挨拶をさせて頂いた方との時間になりました。
ありがとうございます。また飯に行きましょう(笑)

5月には数年前からリクエストがあった「ガネーシャ」を自分なりに「和洋を織り交ぜたタッチ」で描かせて頂きました。
余り念の強そうな題材は描きたく無かったのと、割と自分が描かなくとも他の方も描いておられる方が多いので避けていました。

6月はほとんど案出しの期間だったと思います。
周りに沢山影響のある作品が出た月だったので、SNSを見るのが辛かった時期もこの時期だと思います(いつも辛い)

7月には自分の生活の一部でもある珈琲に携わるお話を頂けました。
壽限無珈琲焙煎處(じゅげむこーひー)さん
架空の珈琲屋さんと称したその世界観はとても魅力的で、当たり前の事を見つめ直すその実直さに惚れてデザインを協力させて頂く事を決めました。
また今後も何か一緒に出来たらなと願っています。

7月末には自身に影響のあった作品を吸収昇華するのに苦悩しました。
描けども描けども自分の詰めの甘さが目立ち、拘りなのかそれが甘さなのかを見分ける時間になりました。(この時間が一番辛い)
そしてこの時期に出す絵はほとんど商品や形にはならず、消えてゆく事が多い・・・

8月には原点回帰する為に「アナログ作業」の時間をとると決めました。
浅草橋の方に出向き、マキシマムザホルモンを応援してる扇子屋さんに出会いました(笑)
そこで扇子には表と裏がある事や、ペンや筆がにじまない紙質等を教わりました。直接行くとやはりネット検索以上の知識を学べるので個人的に好きです。(多分3時間位いた)

同月の8月にはアナログ作業に夢中になり、またアナログのバランスの難しさを再度痛感しました。
今迄ライブペイントや一発描きをしていたのですが、自分にとっての下書きの大切さも再度認識できました。

9月にはまたアナログからの吸収昇華の時間が訪れて・・・(辛い)
本当に時間がいくらあっても足りないなと思いながら描いていました。
ほとんど世に出る事のない絵が積もり積もると全て捨て去ってしまいたくなるほどに辛い・・・
しかしペンの質感、特性、インクならではのムラやハミ出し、鉛筆の汚れ
これら全て原画にしか残せない事だなと再確認できました。

10月も同様の延長でしたが、SNSを見るのが辛い時期でした。
他者の作品を見る事は良い事なのですが・・・
それらを整理し、まとめて吸収昇華させるまでが何よりもキツい。
そのまま練習過程を出す事は容易なのですが、余り研がれていない刃物を目の前に並べるようで中々上手く表現できない月でした。

11月には珈琲の壽限無さんからまた新しい珈琲を頂いて、飲みながら思ったのが「背中を押されてる」様に感じてもう少し踏み出す力を貰えました。
その11月に自身の名前を秀吉から「晏童秀吉」あんどうひでよしに改名。
苗字をつけて歩く事を決めました。
その時に生まれた作品が「縁」と「円」と「線」を題材にしたデザイン
自分の現在の基盤になるデザインになったなと思っています。

同月11月に「文字」「シルエット」「装飾」「デザイン」を再度見直し
ひらがな、カタカナ、アルファベットのフォントデザインをしています。
線の運び、書き順、ハネ、はらい、曲線の見直し
それらの「概念」を「デザイン」にして表現する時間になっています。
※【概念】の絵はここからです。

11月には世界堂さんに行ってキャンバスを買って来て頭の中にある自分に変に作用してしまってる線をひたすらに描きました。
なのでまたそれらも世に出す事のできない「無題」のキャンバスになりました。

12月には自身のターニングポイントになるお話を頂けました。
今までしてきた事の「まとめ」の様な形を打ち出せるんじゃないかと今から楽しみにしています。
そしてこれらのして来た事は今年だけのモノではなく、今後も試行錯誤しながら学び続けて行く事だと感じています。

そしてこれからも日本の描く人物として生きていければと思います。

今年も皆さんありがとうございました。
こんなワガママで、間違いや感情論だらけの社会不適合者の絵に価値を見出してくれて感謝しています。

これからも描き続けます。(日記じゃなかったみたいになってる)

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