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柿ドライフルーツはじめました。

夜勤明けはいつも眠気との闘いでした。しかし今日は違います。ずっと楽しみにわくわくしていました。

取材が実現するまで、3カ月かかりました。

小春日和農園さん。

柿の可能性にかけて、工場のような設備を導入して、見えない菌と戦い、ドライフルーツで笑顔にしたいと思っている農家さん。

「作っているところを見せてください」

最初にお願いしたのは、去年の秋。結論から言いますと、断られました。

「あんまり見せたくないんだよね」

そりゃそうだ。自分が手塩に掛けた宝物を、良いところだけかいつまんで、いただこうなんて、ムシが良すぎる。

「わかりました。でもあきらめないっすよ」

そう言うと僕は、夜勤明けには何回かおじゃましました。3時間くらい話を聞いて帰ったなんて可愛いもんだった。

使う治具を殺菌します。保健所からも「ゴールがわからない」と言われたそう(笑)安心・安全にゴールなんてないですよね。

ボタンを押したあとも、ずっと柿見つめていた小春日和農園さん。愛がひしひしと伝わってきます。

菌に対しての徹底ぶり。

芯温を測ります。菌を抑えて味が濃縮されるのは、80℃がいちばんになります。

80℃のスチームで殺菌。そのあと一気にクールダウンして菌の繁殖を抑えて、甘みをギュッと閉じ込めています。扉を開けると、柿の甘い香りが部屋中に広がりました。

どうやったら触れないでパッケージできるかを工夫して、治具を作りました。

なんでも作っちゃいます。

パッケージされた袋をつぶさない程度に圧縮します。こういう加減はやっぱり手がいちばんです。

40g × 3パック

今年収穫した分にかぎりがありますので、興味ある方はお早めにどうぞ~柿そのものの上品な甘みだけをギュッと濃縮した、無着色・無加糖の商品となっております。

早速、いただきました。
柿の甘さが、しっかり感じられるドライフルーツ。
ヨーグルトと蜂蜜で、あえたかったのですが…
そのまま、パクパク食べてしまいました。
確実に、売れるって思えるもの。
A -VOCEさん
Tubo やよいさん
sachi/言葉で絆ぐさん

試食された方々にも、軽トラ市でも好評でした。ぜひみなさんに味わっていただきたいです。

小春日和農園さんをお手伝いして、いろんなドライフルーツを作っている方も同席していました。小さなプレハブですが、たくさんの夢が詰まった空間です。

「わたしも note やってみようかな」

「楽しいですよ。伝えたい、その想いがあれば大丈夫です」

文章や写真や動画が上手いのは、武器にはなりますが、手段の一つだと思います。下手でも誠実に、正直に、相手の笑顔を想像して伝えることが大事だと思います。

きっと、こころに届くから。

「そうだね。上手い文章が伝わるとは限らないよね。」




「これだけやったんだぞー、みんな見てくれよー」の自信と、「どうかな? 大丈夫かな? 笑われないかな?」なんていう不安、

どっちも大切。どっちもなくてはならないもの。

その入り混じった感情が、世に出て、空気に触れたとき、次の『勇気と努力』に変わると思う。

笑われたっていいじゃない、頑張っている人は笑わないよ。ってファイトより。

もがき続きけた小春日和農園さんの一年間がカタチになりました。新しい挑戦が産声をあげます。苦しんだ分、愛おしいですよね。

あおきえんはその挑戦をお手伝いさせていただきます。

りんごのドライフルーツ。

柿以外にも、りんごをはじめ、いろいろな果物やサツマイモを試していきます。もちろん すもも も夏に挑戦します。


応援するぞーって方はお願いします(#^^#) サポートしていただいたお金は、完熟すもも農家 あおきえん のことに大事に使わせていただきます。 けっしてわるいことには使いません。すこしニヤッとするくらいです。