感受性を磨けば、甘受力が高まる!
noteでは、ステュディオスな人たちとの輪が広がればいい、そんな思いで綴っています。
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「ちょっとどうなんかなぁ?今の世の中。」
こう感じてる人って多いんじゃないかなと思います。
モノが行き渡って、ヒトがどこへでも行き来できるようになって便利な世の中になった。格差社会とは言え、欲しいものはネットで買えて、スマホもみんなが持って電車に乗っててもそれを離さずにゲームに夢中になれる。
しかしながら、脆い。今回、ウィルスがそれを如実に物語ってくれた。
時代の趨勢が、技術力を進歩させて経済力を高めることに集中すると結果こうなる。それは、歴史を遡ってみてもわかるはずなのだけど人間は繰り返してしまう。
数字を追うのではなく美を感じよう、そう私は言いたい。
進化や進歩させることに価値を見出すのではなく、それ以外の方にもっとヒトは散らばっていったほうがいい。
虫の鳴き声とミリオンセラーになった歌手が歌う歌を聞いてどちらがどうなんてことが言えるはずがない。みな答えが同じであるはずがない。
今、自分にあるものを愛でる。嫌なことが現れてもそれらもぜんぶ自分の世界のものとして受け入れ、存分に楽しむ。それが感受性ではないか。なにも、美しいものばかりを嗜むのが感受性じゃない。
そういうことが出来るようになっていくと、様式美にも表れる。ここが、日本人の得意とするところだったはずなのに残念ながら今はそうでもない。日本人はやっぱりここの分野で勝負すべきだし、そうすればGDPがたとえ世界何位のだろうと世界から必要とされる。
感受性が磨かれると、甘受する力も高まる。これが経済力よりも何よりも大切なのではないか。なんでも数字に置き換えれないとなんて考える方がばかばかしい、私はそう思う。
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