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スイス滞在記 #3 チューリッヒの公共交通定期券

チューリッヒの公共交通は1時間ゾーン乗り放題や1日券や打刻が必要な回数券など他にもいろいろ種類があって、初心者にはなかなか分かりにくい

券売機も最初はドイツ語表記で焦ったけど、ちゃんと英語表記に切り替えることができた
これに限らず街中の電子的なもの(案内板とか役所の番号札とか)は基本英語切り替えボタンがあるので、最近は言語設定を見つけるのが早くなった気がする...

定期券の種類

滞在先から大学への移動手段は電車とバスだったので早いうちに定期券を購入したく、2日目にチューリッヒ中央駅のZVV窓口へ

駅中のカスタマーセンターみたいなところで聞いたら案内してくれた
チューリッヒ州内の定期券ならZVVへ、もっと広範囲ならSBBの窓口へ行くようにとのこと

年間または月間の定期を買うとゾーン単位で鉄道、トラム、バスが全部乗り放題になる

チューリッヒ中心市街地は110ゾーン、大学も110ゾーン、家は111ゾーンなのでゾーン2つ分として
https://www.zvv.ch/zvv/en/travelcards-and-tickets/travelcards/networkpass.html
にあるように

Personal ZVV NetworkPass Adult
Monthly 2nd class 1-2zones
を87CHFで購入しようと思っていたけれど、
窓口で聞いたところ110ゾーンは2つ分のゾーンとしてカウントされるから111と110なら3ゾーン分になり、128CHFになると言われた

何そのルール!?と思ったけれど、家と大学間は往復14CHFで月に10回で超える額なので128CHF/monthの定期券を買うことにした

2nd classというのは2等級車両しか乗れませんよという意味で、鉄道は1等級と2等級の車両に分かれている
私が使ってる路線では全車両のうち1/3ぐらいが1等級の車両であることが多い
1等級には乗ったことないけど座席数が少なくてもちろん空いてるらしい

ただ朝のラッシュ時間でも日本のような満員電車にはならないので、2nd class限定で全然よかった

必要書類

ZVVの窓口で求められた書類と情報は、

  • パスポート

  • 滞在許可確約書

  • スイスの住所

  • スイスの電話番号(SMSが受信できればOK)

証明写真を持ってるか聞かれて、持ってないと答えたらSMSにリンクを送ってくれて、そこから顔写真を登録できた

その場で15日間ぐらい有効な仮の定期券の紙を発行してもらい、帰り道から早速チケットを買わずに公共交通を使うことができた

そして、顔写真を登録してからだいたい1週間後ぐらいに郵便で赤いカードのSwiss Passが送られてきた!!

このカードをゲットするとSBB mobileアプリに登録できて、定期の延長とかもアプリからできるようになる
さらに、定期券対象範囲以外のゾーンに行くときに自動で反映して差分のチケットをアプリ内で買えたりする

このSBBのアプリが乗り換え検索とかもすごく便利で、
日本でいう乗り換えアプリとモバイルSuicaが一緒になってる感じで凄く良い

チューリッヒ中央駅のトイレ

ZVV窓口があるチューリッヒ中央駅の構内は、駅ビルというか地下街というか商業施設にもなっていて店がたくさんある

この日はスーパーにも寄ったりお昼ご飯食べたりで割と長い時間滞在したので、駅内のトイレにも行ったんだけど有料だった!

有料なのはいいとして、現金は両替したてのものしかなくコインがなかったからやばいかなぁと思ったところクレカ対応、というかむしろクレカしか使えなかった

トイレの入り口が改札みたいになっててクレカをSuicaのごとくタッチ決済して無事通過
クレカ持ってない人はトイレも使えないのかなぁ、現金で何とかする方法もあるのかもしれない

ちなみにトイレ使用料は0.75フラン(だいたい120円ぐらい)でした

追記 : 2回目行った際によく見てみたらコインで通れるゲートもあったし、前の人にピッタリくっついて入るおじさんもいた😂

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