思考力、判断力という言葉自体にダウトをかける。

「私たちはどう学んでいるのか(鈴木 宏昭)」 https://www.amazon.co.jp/dp/448068431X/

を読む。

文科省お墨付きの
思考力、判断力などという言葉自体に
ダウトをかけていて
面白い。

◯◯力という言葉には
筋力や走力みたいに
その人に備わっている
能力というイメージを
喚起するけれど、

思考力も判断力も
そうした能力とは全く別物だという。

文脈、状況によって発揮したり
されなかったりするものだからだ。

ヴィトゲンシュタインなんかも

思考する

という言葉の中身は
本人しか分からないものだとしている。
具体的な行動として
表せるものではないため、
他人と共通理解を図ることが
できないためだ。

面白い。

昨日は同僚と飲みながら
そんな話で盛り上がった。

普段何気なく使っている言葉に
ダウトをかけて分解してみると

実はいろいろ見えてくる。

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