見出し画像

CITY POP🎶 雨の日に聴きたい曲 1980年代 男性ボーカル編

こんにちは、Hideです♪

前回の女性ボーカル編に続いて今回は男性編をお送りします。

では、80年代の都会的で渋〜い男性シティポップを紹介します。

RAINY WALK / 山下達郎 1979年10月21日リリースLP「MOONGLOW」収録

4作目のオリジナルアルバム「MOONGLOW」

作詞:吉田美奈子 作曲:山下達郎

1980年5月1日リリース シングル「RIDE ON TIME」のB面に収録。

この曲のレコーディングには、YMOの高橋幸宏と細野晴臣が参加している。

達郎自身がお気に入りの曲である。

都会の夜明けを雨の中歩くといった歌詞の内容だが、洗練された達郎サウンドが炸裂している一曲です。

楽曲制作と音へのこだわりの強さがうかがえますね。

シングルEP「RIDE ON TIME」このジャケットの映像でカセットテープのCMに達郎も出演した

尚、この曲収録のアルバム「MOONGLOW」は第22回日本レコード大賞ベストアルバム賞受賞作品である。

SHADOW CITY / 寺尾聰 1980年8月5日リリース 4枚目シングル

作詞:有川正沙子 作曲:寺尾聡

ヨコハマタイヤのCMソングに起用される。

オリコン3位を記録。売上枚数は85万枚、大ヒットLP「Reflections」にも収録されている。

俳優の方が歌を歌っているという感じではなく、サウンドやアレンジもクオィティーが高くて男臭い都会的雰囲気が作中にも漂っていました

この曲はイントロから歌に入るまでが長くて、いつ始まるのか〜と最初思ってましたね。

高校生だった私はこの曲をテレビの歌番組で聴いて都会の男のダンディズムを感じましたね。

寺尾はドラマ「西部警察」で刑事役を熱演していた。

松田猛役の寺尾聰

まさかこの地味目の人が歌うなんて…と、少々びっくりしたのを覚えています。

あれよあれよと「出航」「ルビーの指環」も同時期に大ヒットしてレコード大賞まで受賞してしまいました。

81年の日本音楽界は寺尾聰一色でしたね。

この曲を聴くと都会の摩天楼を眺めながらウィスキーでも飲んでいる姿が目に浮かんできますよね。

雨のウェンズデイ / 大瀧詠一 1982年5月21日リリースEPシングル

作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一

81年3月に発表された大ヒットアルバム「A LONG VACATION」からのシングルカット曲。

前年の80年に発売された「恋するカレン」のB面曲で、81年に再シングルカットとなった。

リゾート感満載のちょっとメロウな曲だ。

大瀧の作品は、凝ったサウンドだけで情景を思い浮かばせてくれる。

雨の日の気だるさを感じさせてくれる曲で、サマーバケーション中の一休みといった感じで聴いていました。

RAINY HARBOR LIGHT / 杉山清貴&オメガトライブ 1984年3月21日リリースLP「River's Island」収録

作詞:小林和子 作曲:林哲司

夏や海のイメージが強いバンドだが、このアルバムの舞台は都会の街で、River's Islandはミューヨックのマンハッタン島の事である。

大人の恋を描くスローバラード。

煌めいたシティーサウンドの中に入るサックスの音が都会の雰囲気を醸し出してくれる。

杉山清貴の澄んだ声が都会の夜によく似合っている。

いとしのテラ / 杉真理 1984年4月21日リリース EPシングル

作詞作曲:杉真理

スポーツドリンクのCMソング。

当時アルバイトしていたレコード会社から発売されていた曲で、サンプル盤で聴いていました。

この人の声や歌い方も独特で味があります。良い声ですねぇ〜。

クラシカルな始まりからシンセサイザーが入ってくるイントロが印象的です。

スペースサウンドを取り入れた曲作りは、遊び心もあって面白いですね。

重厚なドラムサウンドも魅力の一つです。

バチュラー・ガール / 稲垣潤一 1985年8月20日リリース 9枚目のEPシングル

作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一

大瀧詠一からの提供曲。ヨコハマタイヤのCMソング。

84年3月に大瀧が発表した「EACH TIME」の収録曲。

稲垣潤一の声量あるボーカルが、より歌に迫力を与えている。

私的には、こちらの方がロックテイストなサウンドでビートも効いているので気に入っています。

Rainy Blue  / 徳永英明 1986年1月21日リリース デビューシングル

デビュー当時25歳の徳永英明 イケメンですね〜羨ましい笑

作詞:大木誠 作曲:徳永英明

徳永のデビュー曲として発表されたが、当時セールス的には成功ではなかったが、後に徳永の名曲としてファンの間での人気も高い曲だ。

この人の歌うバラードは哀愁が漂っていて、これまた都会の夜に似合う曲ですよね〜

声のキーも高く幅広い曲を自分のものにできる素晴らしいボーカリストの一人です。

シティポップでは外す事の出来ないシンガーです。

あとがき

最後まで読んで頂きありがとうございます。

今回は80年代の男性ボーカルの雨の曲をお送りしました。

女性ボーカルは、艶やかな彩りを感じさせてくれましたが。

男性はというと、渋〜い都会的な感じで、特に夜をイメージさせてくれますよね〜

まぁ私の感想ですが…

80年代は、煌めいてよりお洒落なサウンドになってきた頃ですから、都会的でメロウなシティポップが生まれたのもわかります。

世の中の好景気が音楽にも反映されている感じですよね。

これからジメジメした梅雨がやってきますが、どうぞ今回紹介した曲などお聴きになって少しでも心が乾いていただけたら嬉しいです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?