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ひでろう「ほどそこ」物語

みなさま、こんにちは。

「ほどほど」な労力
「そこそこ」なパフォーマンス

を出すことにこだわってきた

「ほどそこ」営業マン(自称)

ひでろうです。

今回は僕と「ほどそこ」の出会いについて
お話しします。


突きつけられた現実

僕が「ほどそこ」に至るには
3つの理由がありました。

①営業が得意ではない
②熱意全開営業タイプではない
③心が折れた

自分の周りの
「ザ・営業マン」
を見て悟ってしまったこと。

「俺 は こ い つ ら に 絶 対 に 勝 て な い …」

屈辱でした。

自分の中で受け入れるまでに
半年近くかかりました。

最初に奴らを見たときには、
アドレナリンが出ました。

絶対に負けない!
そう思って、ただ突っ走るうちに
あることに気がついてしましました。

「ヤ ツ ラ ハ マ ダ ゼ ン リ ョ ク デ ナ イ…」

プツッ…と
自分の中で何かが切れました。

よくよく考えてみると、
僕はそんなに話が上手いわけでもないし、
熱意を全面に出して走り続けるタイプでもない。

ヤツらと同じ土俵で戦って
勝てるわけがない

そう思うと営業がイヤになりました。

数字は真ん中よりは上にいたけれど、
絶対に越えられないであろう壁を
毎日眺める日々に耐えられず、
異動願を書きました。
そしてそれを握りしめ、出社の準備をしました。

もう、営業には戻らない!

そう誓って家を出ようとしたとき、
不意に小学生の娘と言葉を交わした。


断たれた退路

玄関のドアを閉める間際に娘からの一言。

娘)「パパ、今日もお仕事頑張ってね!」
ひ)「(マジか!?)…ぅん、行ってきます!」


と必死にごまかすので精一杯w

瞳を閉じて、深く深く深呼吸。

今だけはそんなうれしい言葉、聞きたくないよ…

一瞬そう思ってしまいました。

普段、僕は娘に
「どんなことでも頑張れ」
と言い聞かせていました。

今、そんな僕が、
「もう頑張りたくありません」
と意思表示をしようと準備をしていました。

こんな父親を見て娘はどう思うだろう?

答えが出ないまま、
異動願を握りしめ、
いつもと同じ電車に乗り、
いつもの駅で電車を降りました。


自分で考え抜いて…

電車を降りる頃には呼吸は整っていました。
それでもコーヒーを飲んで落ち着きたい一心で
カフェに入りました。

とても笑顔の爽やかな
男性のカフェの店員さんがいました。

白髪混じりだけれど整えられた短髪、
知的に見えるメガネ。

スーツに着替えれば
ビジネスマンにしか見えない。
そんな男性でした。

彼のネームプレートには手書きで

「50歳の新人です!頑張ります!」

と書いてありました。

余計なお世話ですが、
彼には学生さんのような若々しさはありません。
バリスタ職人のような貫禄もありません。
でもひたむきにメモをとり、
誰よりも丁寧にオーダーをとったりと、
笑顔を絶やさない真摯な姿勢に
強く心を打たれました。

店を出る時に
「頑張ってくださいね」
と声をかけると、

僕には周りの子のような若さはありません
だから、若い子と同じようには動けません
でも頭の回転だけは、若い子には負けません
体力で勝負する世界ではないので、
自分で考えて考え抜いて、
他とは違った部分で
認めてもらえるように
頑張るだけですよ

と、心に響くお言葉をいただきました。

さらに、
ひでろうさんのような
頑張っておられる方にも
認めていただけるよう
日々、精進します

とステキなお言葉を…

…みんな揃って
何でこんな日に限ってΣ(゚д゚lll)


そして、ほどそこへ…


その日は異動届を出すことはなく、
カフェの店員さんの言葉を考えて過ごしました。

他と違った部分で…
自分でやれること…
認められる…

ガツガツでもなく…
自分でもできること…
ある程度実績が出たら…

ほどほどに頑張って
そこそこの実績が出たら
いいのになぁ。

そこそこの営業成績を残すために

熱量重視の群を抜いた活動量→✖️
質を上げたほどほどの活動量→○

でいけたらいいのになぁ…

いけるかな?
いけない?
いや、いけるっしょ!

考えて、
考え抜いて、
質を上げれば、
きっと…

「ほどそこ営業」の誕生!!

となりました。

まずは
そこそこの実績を出すため、
営業の質を上げなくては…

と考えたのが
「ほどそこ営業」のノウハウです。

元々あまり営業向きでない僕が
ほどほどの活動量でも戦うための
考えたノウハウを
少しずつお伝えしていきます。

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をよろしくお願いいたします!!


ひでろう

「ほどほど」に「そこそこ」なパフォーマンスを出すことに生きがいを感じる営業マン。
「営業はRPG」「No.1だけが営業ではない」がモットー。
家族のため、社会のためと、搾り取られすぎた雑巾にはなるまいと、日々自分自身と格闘中。
ピアノと野球と暴飲暴食をこよなく愛しています♪

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