見出し画像

トイ・ストーリー4への批判への批判

 アカデミー賞受賞で話題の「パラサイト」ですが、アカデミー賞ノミネート作品の中で、僕が一番好きだったのは「トイ・ストーリー4」です。
 長編アニメ映画賞受賞おめでとうございます!
 パラサイトも観ましたよ。ちなみにポン・ジュノ監督は20年前から大好きで、何が好きかって、人間ドラマ×ユーモアで、120分尺部門コントランキングでも僕は世界1位じゃないかって思ってます!5分なら芸人さんのコントも面白いですよ。
 話が逸れました、今日は「トイ・ストーリー4」がアカデミーには評価されても、もう一つSNS界隈では評価されない現象について。
 SNS界隈では、「蛇足だ」「3が最高すぎる」「3で終わったらよかったのに」「3で泣いた涙を返せ」と要は3が好きなんですね。
 僕は、映画10000万本観た中のほぼベスト1にトイ・ストーリー3をランキングしています。それくらい確かに3は最高です。
 脚本のマイケル・アーントのデビュー作のリトル・ミスサンシャインも最高でしたもんね。あ!同じ脚本家だったんですよ。知ってました?
 「・」という共通点もありますもんね。外国は「・」文化なんですね。

 でも、僕は「4」も傑作だったと思います!

「3」と比べるって考えがキモいです。僕も「3」と「4」どっちが好きかで言うと「3」ですよ。マイケル・アーントですし。
 しかし、「4」はおもちゃ的なウディーが大人的な決断をしてましたよね。「3」はおもちゃとしての役割の中での決断で、小さい子のところで自分の存在意義を発揮していこうとする。
 「4」は自分のこれからの人生を考えたときに、新しい決断をする。少しおもちゃの枠を超えてませんでした?僕は「4」がそこまで行ったんだと思いました(涙)
 例は悪いかもですが、もとプロ野球選手で麻薬に溺れた清原選手も、記録だけでいったら、高卒1年目が一番良いんですよ。じゃあ、2年目以降は成長していないかって行ったら、そんなことはないって当時の森監督が言ってるんです。 
「ここぞと言うときに打つようになった」って!
僕は「トイ・ストーリー4」にはそんな、清原的成長を感じ感動しました。
 この例は清原が麻薬をやってしまったので、もう一つピンとこない例になったことをお詫びします。
 過去との比較の仕方がキモい人が多くないかなって思ったので、書きました。

次は「パラサイト」は小劇場的なお話じゃね?を書きたいと思います。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?