夢って結構叶いますね Vol.96
※NPO法人リーダーズカフェ/宝塚つばめ学習会(無料塾)の活動費に充てるため、全文読む際は有料にさせて頂いています。ご愛顧よろしくお願いします。
みなさん、こんにちは、皐月秀起です
45歳も過ぎて「夢」を語るのは青臭い感じがするので、「目標」の方がいいかもしれませんが、思いついた時は「明確な目標」というより、「随分と遠い夢」みたいな感じでした。
中学から吹奏楽部に入った長女が2年生の時に出た、1年に一度の定期演奏会を見て、「あの舞台に乗りたい」と思ったのがちょうど5年前でした。
娘が通う中学校は、普通の公立中学校ですが、顧問の先生とのご縁で、誰もが知っているような音楽家の先生が、1年に1回指揮を振りに来てくださるんです。
それだけならまだしも、その舞台に中学生に混じって、保護者などの大人も一緒に入って演奏する、お互い刺激し合う、というのがコンセプトで、5年前見た演奏会も、現役中学生と保護者がものすごい大迫力の演奏を聞かせてくれました。
ただ、「やりたい!」と思ってもすぐできるはずもなく、保護者と言えども当然楽器経験者が条件です。当時、長女は中2。翌年は技量的に全然無理。5歳下の次女が吹奏楽部に入るかどうか分からないけど、まあ続けたら道は開けるかも…と、まずは私の妹が中学時代に使っていたクラリネットを永久的に借りることに(笑)。
次に、楽器屋さんに調整をしてもらい、2週間に1回個人レッスンに通い始めました。1年後に、地元の吹奏楽団を見つけて入団し、「合奏」なるものをやっている様子は、ここでも何度か紹介させて頂きました。
ちょうど去年に、その著名な先生が来られた演奏会に初めて保護者枠として出演させてもらいました。いつもの個人レッスンとも、吹奏楽団での演奏会とはまた違う緊張感と楽しさがありましたが、姉と同じく吹奏楽部に入部した次女はまだ1年生だったため、一緒に舞台には乗れませんでした。
でも、雰囲気は掴めたことは大きな収穫。その後も、個人レッスンはずっと続け、アンサンブルも2度出演。吹奏楽団の定期演奏会も3回経験でき、下手くそなりに実地経験を積みあげていきました。
そして、今年の演奏会。満を持して、定期演奏会の舞台に立つことができました。去年の初舞台は体育館(笑)。今年はコンサートホールなので雲泥の差です。
しかも、2年になった次女だけでなく、保護者・きょうだい枠で長女も出演。さらに演奏する場所(座席)が、ふたりともちょうど私の斜め後ろ。背中から、がんがんふたりのであろう音が聞こえてきて、盆と正月が一度に来たようでした(笑)。
5年前に客席から舞台を見ながら「いいなあ、やりたいなあ」と思いはしましたが、まあ遠い夢でした。目標というにはかなりぼんやりしていました。合奏はおろか、楽器も触ったことがないのに、みなと一緒に吹けるようになるのか?と。保護者枠で参加できるか、学校(吹奏楽部)の都合もあるし、こちらのタイミングもあります。
5年かかりましたが、こつこつやっていると実現するもんです。
もちろん、妻などの理解者やご縁、運が重なって実現したことですが、少しずつでもやっていれば何か道は開けました。
おかげで私の人生がまたひとつ豊かになりました。
今日のひと言
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