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審判のいい仕事をもっと知りたい #190

みなさん、こんにちは。皐月秀起です。

まだニュースレター発行日の5日ではありませんが、明日から日曜日まで遠出をしますので、一足先に書くことにしました。

先週、プロ野球の日本シリーズが終わり、オリックスがヤクルトを4勝2敗1分でくだし、26年ぶりの日本一に輝きました。

2年続けて同じカードでしたが、昨年と同様、あるいは昨年よりもさらに好ゲーム、好プレーの連続で、「これぞ日本のプロ野球の頂上決戦」という日本シリーズでした。

オリックスもヤクルトも両方とも素晴らしいチームでした。

今シーズンは3位に終わったタイガースですが、タイガースはヤクルトを破らないと日本シリーズには出られず、オリックスを上回らないと日本一にはなれません。

こういうチームスポーツの勝負事の場合、ひとりひとりの能力=個の集合体、足し算がそのまま勝敗に直結するというわけではありません。

足し算というよりは、掛け算という感じでしょうか。個の力はAチームの方がどうみてもあるのに、総合力やまとまり、バランスなどがいい、Bチームが勝利したというケースはよくあります。

とはいえ、個の能力というか出力が高い方が、勝つ確率は高くなるのは必然だと思います。

じゃあタイガースとオリックス・ヤクルトを比べた場合、どうなるか?

たとえば、チームの中軸を打つ、オリックスの吉田正選手と杉本選手、ヤクルトの村上選手と山田選手と、タイガースの大山選手・佐藤選手を比べた場合、今の成績では大山・佐藤コンビは正直見劣りします。

タイガースのエースで2年連続最多勝の青柳投手の比較対象は、オリックスの山本投手とヤクルトの小川投手になります。小川投手には負けていないと思いますが、パリーグ4冠の山本投手と投げ合って青柳投手は勝ち切れるかどうか。

二番手の先発投手で比較すると、ヤクルトの高橋投手には負けていませんが、オリックスの宮城投手と比較すると、タイガースの伊藤投手よりも安定感は上です。

中継ぎも、タイガースの湯浅・浜地両投手は今年大きく飛躍しましたが、オリックスの宇田川・山崎颯投手は球のスピードも迫力も上回っています。

抑えも、タイガースの岩崎・ケラー両投手と比べて、ヤクルトのマクガフ投手はいい勝負ですが、オリックスのワゲスパック投手と比較すると正直分が悪い感じがします。

日本シリーズの痺れる場面で、オリックスの比嘉投手のようなピッチングを、タイガースの岩貞投手ができるかと言われると、少々心配です。

そう考えていくと、タイガースでそん色ない選手といえば、近本選手しかいないと思います。リーグ制覇、その先の日本一を目指すなら、個の力を相当上げないと、厳しいと思います。

経験豊富な岡田新監督はその辺は分かっているでしょうから、チーム作り、特に個のレベルアップ、新戦力の発掘を楽しみにしています。

今日のひと言

審判のいい仕事をもっと知りたい

スポーツに欠かせないのが審判・レフリーです。

試合中のジャッジを機械に補ってもらうことも増えましたが、まだまだ人間がやっています。人間がやると、どうしてもミスがつきまといます。

審判の判定ミスは、ものすごく叩かれます。SNSが発達した現在、審判の置かれている環境は格段に厳しくなっています。

そんな中、好ジャッジを褒めている記事を2つ見つけました。

ひとつは、先日の日本シリーズでの1プレー。

ドラマを生んだ元ヤクルト・津川力審判員の「名ジャッジ」 元NPB審判員記者が検証

ランナーと野手が交錯したプレーを走塁妨害と判断せず、2塁に進ませず、1塁にとどめたことで、吉田選手が敬遠で歩かされず、劇的なサヨナラ2ランに繋がりました。

もうひとつが、昨日行われたボクシングのWBC&WBAスーパー世界ライトフライ級王座統一戦。

寺地拳四朗のTKOの裏で日本人レフェリーの判断を米記者絶賛「ソメヤが完璧なストップだ」

激闘となった拳四朗VS京口戦でしたが、決着した7回の残り30秒。リング中央で拳四朗の右ストレートが京口の顔面を捉え、ふらふらと京口が後ずさりし、仕留めにかかる寺地が圧力をかけようとしましたが、ここですかさず、染谷路郎レフェリーが間に入ってストップ。ロープにもたれかかった京口を抱きかかえ、TKOとなりました。「ダメージを的確に見極めた判断だった」と記事にはあります。

私は、こういう審判のいい仕事、ナイスジャッジをもっと知りたいです。

ミスジャッジは素人でも分かるケースが多いですが、今日紹介したようなナイスジャッジは、今回のように解説してもらわないと分かりません。

審判に少々(というかかなり)辛い環境な今、専門家の方はどんどん審判のいい仕事、ナイスジャッジを教えてください!

空室状況(申込ベース)

アザレア43:3室/46室
シティマンション赤池:2室/16室
パオ35:1室/35室
ソラーレ逆瀬川:満室/5室
マナツー:2室/8室
8室/110室(空室率7.2%)

空室が少しずつ増えてきました。12月から年度末にかけての入れ替わりの時期に向けて、しっかり準備していきます。

京都の美術館をはしごしてきました

先週、京都の美術館を2つ、訪ねてきました。

ひとつは、京都国立近代美術館の「ルードヴィヒ美術館展」に。

ドイツのケルン市が運営する美術館で、ピカソ8作品やマティス、ウォーホルなど20世紀の作品が約150点展示されています。

第二次世界大戦でナチスの戦禍をかいくぐって現代にまでたどり着いてくれた作品たちです。

もうひとつが、京都市京セラ美術館の「アンディ・ウォーホル・キョウト」です。


ポップアートの旗手でもあるアンディ・ウォーホルの作品を堪能してきました。京都を旅した様子も写真や記念品、請求書なども展示されていて、とてもおもしろかったです。

歩いてすぐのところにある両美術館ですが、建物が立派なのは国立の方ではなく、京セラの方。さすが稲盛さんです(笑)

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回のニュースレターの配信は11/20頃になります
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