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尾鷲:ワーケション・プチ移住検討してみた

名古屋から二時間ちょっとの町、尾鷲にふらりとやってきました。野遊び発見、そして、ワーケーションとして尾鷲に来るとどうなるのか??

尾鷲は、名古屋から車で2時間程度、年配の方は高速がなかったためにとても遠い印象を持たれますが、実はそれなりの移動で来れてしまう町です

尾鷲市街と9つの漁村で構成されており、9つの漁村はそれぞれ異なった特徴があるそうです

里山・里海としてはどちらもありますが、山としては熊野古道や魚見(定置網にかかっている魚を確認するために作られた山道)があり、海としては尾鷲湾、川は銚子川があります

初めて尾鷲に来た印象は、セカンドハウス的に住むには名古屋から2時間と遠いので難しいですが、週末+1日を利用して、定期的に訪れるのはおもしろいんじゃないか?と思いました。夏に少し足を伸ばして運ぶことで、昭和のおうち(古民家)に滞在しつつ、徒歩5分のOO公園で滑り台で遊ぶかわりに、川や海で遊んじゃうイメージです。

今回たったの2泊3日ですので、何か尾鷲について語るのもおこがましいですが、私が最近色々な町を訪れさせていただいて、一言で表現すると「様々な高級グランピング施設がありますが、自分の足で探せば、尾鷲は同じような美しい生の自然、里海の原風景を見つけることができる場所」もちろん、大手のようにきれいなトイレとはいきません、しかし、ちゃんとご迷惑をおかけしないように節度を持てば(焚き火するなら焚き火台をちゃんと使う、ゴミは持って帰る)、地元の人と接点を持てれば、本当の意味で里海の体験に入っていける高いポテンシャルを感じました。

関係人口という言葉があります。「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々(総務省より)。尾鷲はまずは、そういった関係人口の観点で、ふるさと納税なんかも絡めながら関わっていくと大変おもしろいのではないかという印象を受けました。私自身、風の人として、土の人たちと何かさせていただけたらと自分の中での里山・里海との接し方が少し明確になる旅でもありました。

三木浦にある織屋さんでは、大変よくしていただきました。ソファーからの眺めが最高で、リノベされた家屋もとても良かったです

尾鷲の町

今回は、コワーキングスペース 土居見世さんをハブに、色々な方を接点を持つことができ大変有意義でした。事前のオンラインでの相談なども対応してくださるので、ご興味ある方はぜひコンタクトされると良いと思います。

土居見世さんのウェブページより転載

市街地で開催されているイベントなど
おわせマルシェ (Google Map) 開始状況はウェブページで確認(市街、定期開催)

(尾鷲のネタ)
・漁村に宿泊される際は、尾鷲市街(尾鷲北〜南ICの間)のコンビニなどで基本の物品は揃えておきましょう(漁村部には基本便利なものはないです)

・実は東京から"一番"遠い。空港がないため、東京から5時間と実は正味で一番遠いという話を地元の方から聞きました(=一番、都市化されてなくて良さが残っている可能性があるとも言える)
※実際に調べてみたら遠い部類なのは間違いないですが一番ではない(名古屋から特急の停車駅の尾鷲駅があるため)こちらのサイトご参考まで

尾鷲の木

尾鷲ひのきが有名です。ヒノキのまな板とかは、現地に来ると、本物か?と疑いたくなるような良心的な値段で販売されています。料理のうでを挙げられたらぜひ1つ自分用にほしいなと思いました。尾鷲ひのきは個人的に興味を持ちました。

こども向けの不定期ワークショップを開催されているえびすやさん、曲げわっぱのぬし熊さんをご紹介です。ふるさと納税もあるようなのでご興味ある方はぜひ。

尾鷲ヒノキの手作り加工(えびすや)
曲げわっぱ(ぬし熊)

尾鷲の山(二座)

尾鷲は伊勢〜熊野の熊野古道が通る町なのと、漁業のために使われていた魚見の道の2つがありどちらもYamapにも登録されていて人気上昇中です。馬越峠は江戸時代からの熊野古道の石畳が、オハイは断崖絶壁のオハイブルー(海)が魅力のようです。絶景はぜひ下記サイトを参考に

馬越峠(熊野古道の石畳)-天狗倉山(Yamap)
オハイ(Yamap)、こちらもご参考 大配(九鬼)

尾鷲の山の情報を詳しく知りたい場合は、
私設観光案内所:「けいこの小さな山の家( Facebook / Google Map )」にアクセスしてみるとよいかもしれません

尾鷲の海・川・湯

都市部の街での公園が、ちょっとした海水浴場に!?古民家宿泊施設 三木浦 ソワイからは徒歩3分って感じです

三木浦マリンパーク

三木浦マリンパーク(2022年1月 撮影)


さらに本格的な海水浴なら、
三木里ビーチなんかもあります。(現時点ではキャンプ、BBQが可!ってすごい。みんなの自然資源ですから、食材はできるだけ現地で調達、大切にキレイに使わせていただきたいですよね)

銚子川(魚飛渓)は紀北町のようなので尾鷲ではないかもですが、「ラムネ」とか気になる…天然岩の滑り台など楽しい川の遊び方を紹介する体験会を紀北町観光協会が毎夏開催されているとのこと

道の駅 海山の立て看板

お風呂は夢古道の湯という海洋深層水を使った施設が尾鷲市街近郊にあります。ミストサウナが結構好きでした。

尾鷲の空

尾鷲市立天文科学館で天体観測!?
なんと81cmの反射望遠鏡が…人の瞳の13,000倍の集光とのこと
名古屋から2時間かけて尾鷲まで来ればこんな本格的な天体観測も可能
(今回はいけませんでしたがぜひ行ってみたい…)

町のどこかで無料券が手に入るかも??(地域のフリーペーパーとか?)

尾鷲市 HPより転載

(URL)
尾鷲市 天文科学館総合案内
尾鷲市立天文科学館 Facebook

尾鷲のあったらいいな

ワーケーションでくる場合は、少人数(~6人)で合宿的に漁村にあつまるというのは有りかもって思いました。例えば、今回滞在したような三木浦 ソワイで半期のレビューを実施、その後、庭先でバーベキューまたは自炊で鍋、翌日は朝日をみんなで眺めて決意を新たに、といったイメージですが、それに適したより良い宿泊施設があるといいなと

わんぱっく壱岐さんのような子供(親子)が体験できる漁があるといいな

古民家再生→宿を作るワークショップ/アイデアソンがあるといいな

尾鷲その他の参考情報

地域おこし協力隊 はテーマが設定されてそれごとに募集がかけられています。まずは関係人口として関わりを持ち、良いなと思えば、協力隊に参画して、そこから定住していくというのも1つのルートとしてあるのかなとおもいました。

実は、某有名大学の学生さんが尾鷲にいることを知りました。お一人はコロナでどうせオンラインで授業にいるなら東京にいる必要はないとのことで、インターンで尾鷲にいらっしゃってるとか。いつの時代もバイタリティのある”若者”は違うなと実感しました。

東海地方からの尾鷲へ週末旅行のプランアラカルト

・尾鷲ひのきワークショップ(春・夏・秋・冬)
・金曜または土曜夜の天文科学館(春・夏・秋・冬)
・低山登山/ハイキング(馬越峠 or 大配(オハイ))(春・秋)
・おわせマルシェ(春・夏・秋・冬)
・夢古道の湯(春・夏・秋・冬)
・海遊び、川遊び(夏)

初めての場合は、海山ICで降りてしまって、海山の道の駅から馬越峠、銚子川を見て市街地へ向かうのもありです(※この場合、移動時間は漁村までの場合は+1時間くらいになります)


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