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書評:14才の自分に伝えたい「お金の話」

【おすすめ度】
★★★★☆
14才の自分に伝えたい「お金の話」

いざ、書評を書こうとするとなかなかうまくまとめられませんでした。投資ということが複雑系(システム思考)の中での活動だからかもしれません。お金の使い方がその人のあり方を決めるというのは、お金に「色」があるというお話とつうじるものもありました。かなりオススメです。

【まとめ】

・応援したい商品や会社に対してお金を使うことができれば、社会は今よりもっと素敵なものであふれていく
・今のキミが持っているお金は君がこれまで生きてきた営みの証でもある。
・努力や環境、人間関係全部の結果があって引き寄せたもの。そして、お金を使って何をするかという選択が君の未来を形作っていく

【気になったところ】

(消費について)
・一人ひとりがもつ、社会を変えられる三つの力は選挙、消費、投資
・買い手と売り手が相互に納得できたときにはじめて価格は成立
・お金を使う、すなわち買うという行為は必ずその人の意志が伴う
・価格が成立している時点でお互いの買いたい売りたいが均等に成り立っているのだから、相手の方が偉いなんてことはありえない
・私は、お店の人に「ありがとうございます」と言われるままにしないでこちらからは「ありがとう」と伝えたい
・お金は「使って終わる」ものではなく「使うことから始まる」もの
(お金を稼ぐ)
・お金を稼ぐ力とは、世の中の流れを注意深く観察して、自分の価値を提供できるお客様を見つけて、仲間を集める力
・稼ぐ力の一つは「強い動機」。価値を生み出す力を磨くことが稼ぐためには不可欠
・稼ぐ力の二つ目は人と違う見方。人とは違う見方で対象の本質をつかむ能力
(投資家とは)
・投資家はお金を持っている人とお金はないけどやりたいことがある人を繋げる仕事
・投資家は思いのある経営者に投資を決めて成長を応援する
(学ぶことについて)
・人の成長には四つの材料が必要「食べ物」「出会い」「本」「体験」
・人が勉強するのはシンプルに楽しいから
・学校教育がすぐに変わるのは難しいので今の環境の中でできる勉強の楽しさを積極的に見つけていく
・勉強を楽しみに変えるためには誰でもすぐにできる方法の一つとして読書がある。生き生きと楽しく生きている大人たちの共通点の一つが読書習慣
(合わせて読みたい本)
くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話


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