ChatGPTのCodeInterpreterがすごい

CodeInterpreterは究極のノーコード

ChatGPTのCodeInterpreterがすごいです。基本的な分析はノーコードでできちゃいます。もうこれだけで、子どもたちにエクセルでグラフ作れっていうとか頭おかしいんじゃないかと思ってしまいます。もちろん、初期に手を動かしてグラフ書いてみるとかは大切ですがそれ以外はそんなことより、どういうプロンプト（呪文）を唱えるとほしい結果が出てくるのか？

手順は、
1. 分析したいデータのCSVファイルを準備
2. プロンプトで指示するだけ
本当にこれだけです。

NASDAQの年次データでやってみた

1972年から2022年までの51年間のNASDAQの年次株価データはインターネットを検索すると出てきます。

まずは、基本データをチェック

文字列になっちゃってるといっているので数字に直してというとやってくれてさらに統計量も参考で教えてくれる

これで分析できるようになったので、まずはこういうデータの定番のヒストグラムを作成してもらう

【ChatGPT君の解説】このヒストグラムはNASDAQの年間変動率（Change(%)）の分布を示しています。各ビンの幅は5%で、変動率の範囲に応じてデータが分布しています。 ここから、NASDAQの年間変動率は主に5%から30%の間に分布していることがわかります。また、特に15%から20%のビンに最も多くの年が分布していることが観察できます。 しかし、-40%から0%、および40%以上の範囲にも一部の年が存在します。これらは市場が特に大きな変動を経験した年を示している可能性があります。

変数名打つのがめんどくさいからChatGPTのつけてくれた付番で指示すると、変数とも書いてないのに、ちゃんと分析してくれる

【ChatGPT君の解説】これらのデータは、市場が大きな変動を経験した特定の年にどのように動いたかを理解するのに役立ちます。

【ChatGPT君の解説】この折れ線グラフは、年ごとのNASDAQの最高値（YearHigh）と最低値（YearLow）を示しています。青色の線は最高値を、赤色の線は最低値を表します。 ここから、最高値と最低値は一般的に同じ方向に動いていることがわかります。つまり、市場が上昇するときは最高値と最低値の両方が上昇し、市場が下降するときは最高値と最低値の両方が下降します。 また、これらの線が大きく離れている年は市場の変動が大きかったことを示し、線が近い年は市場の変動が比較的小さかったことを示しています。

片対数のグラフにしてくれし、CAGR模型さんしてくれる

なお、CAGRは一定期間にわたる投資の平均成長率を表す指標で、終値（YearClose）を使用して計算しました。これにより、NASDAQの長期的な成長トレンドを評価することができます。

※適当すぎる指示には、こう言う前提でやったからね！とできないじゃなくて、とりあえずこの前提でこうやったよ！ともはやできの悪い新卒とかより遥かに優秀なアナリスト君です。

指定期間のCAGRも一瞬。エクセルに式打つよりも早い

近似式が本当に計算合ってるか念のためチェック

こういう情報って意外と検索しても結構出てこないと思うんです。

まとめ

如何でしたでしょうか？RやPythonで分析したことが有る方ならこれがどれくらい便利か実感いただけると思います。音声で指示も出せますから、子どもだって使えちゃいます。こう見てみるとプログラミングの授業って必要でしょうか？一方で、何を作って欲しいのか？指示（プロンプト）を出せないと、ほしい結果が帰ってきません。ヒストグラム、CAGR、片対数、グラフで指定すべきことといった用語は頭に入れておく必要がありそうです。ものすごい勢いでAIが進化していく時代にどうこれらのAIツールをうまく補助ツールとして使うかはとても大切そうですね。私自身、RもPythonも触ったこともないおっさんが、"ChatGPT"はファンタジーといってしまうような老害にならないように日々学びと学び方をアップデートしたいなと改めて思いました。

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上記までの内容が有益だと感じていただいたらぜひ活動にご支援いただけると幸いです。また、20%以上下落した翌年はどうなっていたか？ChatGPTの結果も記載しております。（精度は確認・保証しておりません）
※データテーブルのスクショが３つほど有るだけですので、それほど価値ある情報ではないです。無料部分で価値を感じて頂けた方の投げ銭用に設定させていただきました