#25 夢や挑戦を応援する仕組み

今日は、夢や挑戦について書いてみます。

「夢」とか「挑戦」とか

皆さん、「夢」とか「挑戦」と聞くとどう思われますか?

青臭い?こっ恥ずかしい?大の大人が言うもんでない?失敗したら恥ずかしい?

そうですよね。

日本だとなぜか、「夢」とか「挑戦」とかって上記のようなイメージがありますよね。

ただ、僕は「小さな一歩を踏み出す」ことも立派な挑戦だと思っています。

実際このnoteもそうだし、Facebookを再開したことも、一度も開かずに数年放置していたTwitterで発信し始めたことも、すべて小さい挑戦です(顔出ししたことも笑)。

でも、バタフライ効果と言って、自分の小さな羽ばたきが回り回って誰かの行動を変えたり、世界の流れをつくるかもしれない、って考えるとなんかワクワクしませんか?(バタフライ効果についてはこちら

本田圭佑氏(サッカー選手、投資家等)×溝口勇児氏(FinC創業者)×高岡浩三氏(元ネスレ日本社長兼CEO)

最近、WEIN挑戦者FUNDと言うファンドが立ち上がりました。ファンドと言ってもこれまでのようにただお金を出すだけというものとは全く異なる、みんなで挑戦者を支える仕組みのファンド。

FinC創業者の溝口氏がその意義について語っていますので、ご興味のある方はぜひ↓

このファンド構想、日本では挑戦が少ないことや、挑戦者を支え、育てる仕組みが整っていないことが大きな課題と考えていた、本田圭佑氏の構想から始まったようです。

また、ファンド設立の記者会見で元ネスレ日本社長兼CEOの高岡氏が述べているように、大企業では挑戦やイノベーションが極めて起きにくい、というのは私自身も感じています。

私の会社でも、IoTやAI等を活用したビジネスを進めるような動きを加速させようとしている一方で、社内ではみな現業が忙しく、こういった動きを模索し、特に若手が画期的なアイディアを出しても大きなうねりになりにくいという構造的な問題があると感じていました(自分自身もある健康サービスの提案をしましたが、動き始めていません)。

トップ直轄で専業にして予算と人をきちんとつけるとか、出島をつくってやらせるとかしない限り、従来の仕組みの中でイノベーションを起こすのは難しいと感じます。

自分自身の取り組みとファンドの奇妙な符合

そんな中、今年の1月に違う部署のメンバーと話をしたときに、社内には優秀な社員も多いしアイディアも多いはずなのに、それらが大きなうねりになってないことに大きな課題を感じ、まずはビジネスアイディアを持っている人が気楽に議論できる場をつくりたいという考えを伝えました。

そして、最初の構成メンバーは非常に重要だという考えから、ポジティブなマインドで、かつ積極的に発言する人を中心に声をかけました。できるだけアイディアを膨らませて良いアイディアに昇華させたかったからです。

実際にはMicrosoftのTeamsというWeb会議/ファイル共有ソフトでその仕組みを作ったのですが、何度もディスカッションをしたのち、その仕組みに参加しているメンバーから、3月ごろにまず第一弾のプロジェクトを始動することができたとの報告を受けました(後半の方の打ち合わせはすべてWebでの打ち合わせで、コロナ禍の中でもなんとかカタチになってきて、感慨深いです)。

このプロジェクトの発案者は経産省の「始動」と言うプログラムでシリコンバレーにも行き、数百人の応募者の中の第3位以内に入った実力者。

やはり実行力がすごいなと思ったんですが、つい最近、さらに他の部署(いままで一切繋がりのない部署)のメンバーからもビジネスアイディアが持ち込まれました。

今後はこの活動をもっと洗練化させて、ビジネスのたまごの卵を大事に育てていきたい、広げていきたいと思っています。


そんな折、FinC創業者の溝口さんのTwitterを介してWEIN挑戦者FUNDを見つけて、心から共感しました。挑戦者を応援し、支え、育てたい、という考えは、私がやりたいと思っていたことに良く似ていたからです(規模やメンバーのレベルは全然違いますが汗)。

YouTubeでファンド設立の記者会見映像が見られますので、もし興味のある方はぜひ見てみてください。

なお、WEINとはWell-beingとLINKの造語のようですよ。

ではまた明日!

<了>

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