#8 支援の「すれ違い」、悩ましい・・・

今日のYahoo!ニュースに興味深い記事が載っていたので、シェアします。

基本的には私自身がこれまで考えていたことと同じですが、やっぱり支援される側のニーズをきちんと捉えないと、せっかくの支援したいという気持ちも無駄になってしまう、ということが書かれています。

記事にもあるように、支援される側のニーズをきちんと把握できない場合もあれば、把握したとしても時間が経ってしまい、支援してほしい内容が変わってしまうこともある、というのは現場感として実際のところなんだろうと思います。

現場のニーズを捉えることとスピード感の重要性

その意味で、自分自身も「医療従事者を支援したい」と想う一方で、現場でなにが求められているか十分に聞けていない状況で、かつ、刻々と状況が変わる状況で(数週間前と、いまのニーズは異なっていると思われる)全然動けておらず、なんの役にも立っていないというのが正直な気持ちです・・・。

結局のところ、どれだけ現場の声を聞き、いかにスピーディに動けるか、そんなことが大事なんだと痛感します。

一人ひとりの小さな活動の積み重ねももちろん大事ですが、こういった有事の際にはどれだけインパクトがあることを短時間でやれるか、ということがより大事なことのように感じます。

NPO法人等への支援によりシフトします

したがって現時点では、当事者の声をきちんと聞いていて、かつ、自分が支援したいことに近いNPO法人等を支援すること(寄付やボランティア)によりシフトしていこうと考えています(こういうとき、自分にもっと力があればなぁと思いますね)。

一方で、以前あげた記事に記載した「困っている飲食店や生産者さんと医療従事者を同時に支援するアイディア」については引き続き検討したいと思います。

いずれにしろ今回思ったのは、これまでどういった活動をしてきたか、どういったネットワークを作ってきたか、社会的、経済的な影響力を持っているか、といったことの積み重ねや実績の差が出てくると痛感したので、普段からもっと動いたり、できるだけ外との繋がりを作っていきたいと考えています。

一方で、個人ではできないことで、かつ、自分の会社でしかできないことを模索し、行動に移していきたいと考えています(コロナ関連でも動いていきます)。

今回、歯切れが悪いですが、現実的な問題とも向き合い、場合によっては柔軟に考えや行動を変えていきます。

明日は、いろいろな支援の輪が広がる中で、それって本当に支援になっているの?という幾つかの事例を通して、支援される側の本当の支援について考えてみたいと思います。

それではまた明日!

<了>


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