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アドボカシー関係

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#書評

訴訟は社会課題解決の手段になるのか〜『政策形成訴訟』を読んで〜

 最近、中国「残留孤児」国家賠償訴訟弁護団が、訴訟から最終的に自立支援の立法を勝ち取るまでを書いた『政策形成訴訟』という本を読みました。

アドボカシーの第一人者として非常に尊敬している方から「鬼澤さんもしっかり昔のことも学ばないといけない」というご指導をいただきました。そのため、今までの弁護士の活動ももっと学ぶために、弁護団活動に熱心な友人に聞いて、この本を読みはじめました。

実は、多くの弁護

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