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人間学の学び(『致知』および「木鶏クラブ」等)

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雑誌『致知』の読後感、木鶏(読書会)クラブ、関連書籍についてまとめています。
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2023年5月の記事一覧

【書籍】仕事の処理についての考察-森信三『修身教授録』より

 森信三氏の『修身教授録』は私の大好きな書籍の一つです。この書籍からは私が大学生の時に初めて読み、それ以来約30年間、折に触れて手に取っています。それだけ中身の濃い本なのです。読むたびに新しい発見が多い本は少ないですが、その書籍の一つとなっています。  この中で、「仕事の処理」について述べた章があり、私の大好きな講の一つであります。該当は箇所は 第一部 26講 仕事の処理 p174-179です。 日常生活の充実は、仕事を「着々と」処理すること  「日常生活の充実」として

【書籍】『致知』2023年6月号(特集「わが人生の詩」)読後感

 致知2023年6月号(特集「わが人生の詩」)における自身の読後感を簡単に紹介します(すべてを網羅するものでなく、今後の読み返し状況によって、追記・変更する可能性があります。)。 巻頭:福地茂雄さん(アサヒビール社友)p4  「歯車」というと、多くの場合「自分は単なる一つの部品」であるような「悪い」イメージがあるかと思います。しかし、いかに「小さな」歯車であっても、大きな組織には1つとして欠くことはできません。  会社の中でよく「あいつは使えない奴だ。やめさせたい。」と

『致知』と読者会「木鶏クラブ」ー学校では教えてくれない「人間学」を学ぶ

雑誌『致知』について  『致知』という雑誌をご存じでしょうか。月に一回配達されます。私はここ数年間定期購読しています。  「人間学」を学ぶ雑誌ということになっています。「人間学」は残念ながら学校では教えてくれません。本当は、人生の基礎づくりをするということで、しっかり教えた方が良いと思いますが、残念ながら現状はそうはなっていません。  『致知』からは毎回多くの気づきがあり、自分自身の戒めになります。  また、致知出版社から出版されている、森信三氏の『修身教授録』や『人生