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リーダー・エフェクティブネス・トレーニング

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リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T)に関する記事です。コミュニケーションの向上に大変有効です。
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#行動の窓

「リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T.)」の体験

L.E.T.とは  部下など、コミュニケーションに苦しんでいる方は多いと思います。「リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T.)をご存じでしょうか。私は、当講座を受講する機会が得られました。この技法を学ぶと、コミュニケーションが劇的に改善します。トレーニング中心のメニューでもあり、非常に取り組みやすかったです。 L.E.T.の技法、学び 主として以下の技法を学びます。 理論・スキル紹介、演習、ワークブック演習を実践するため、学習の効果が非常に高いです。そ

L.E.T.の技術を1on1のミーティングで活かすー10の具体的技術

 L.E.T.(リーダー・エフェクティブネス・トレーニング)の技術を1on1のミーティングで活かす具体的な方法は以下のように実施できます。これにより、リーダーシップスキルを向上させ、部下との信頼関係を強化することができます。以下は各技術の詳細な説明と、それを実践するための具体的な手法について、10にまとめました。 1. 「行動の窓」の利用  L.E.T.の「行動の窓」は、相手の行動を客観的に捉え、評価や判断を加えずに事実として記録するツールです。1on1で活用することで、

「感謝のIメッセージ」を有効に使ってお互いの信頼感を高める

感謝のIM (I-Message) とは  感謝のIM (I-Message) とは、L.E.T. (リーダー・エフェクティブネス・トレーニング) のコミュニケーション技法の一つで、他者への感謝の気持ちを効果的に伝えるための自己表現です。「行動の窓」では、受容できるエリアで、関係を深める領域で使用するものです。  感謝のIMを使用することで、職場や家庭、友人関係など、あらゆる人間関係においてコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を強化することができます。感謝のIMは、特定

ギアシフトーリーダーシップと対人関係のためのアクティブ・リスニング技術ーL.E.T.

 「ギアシフト」とは、リーダーシップや対人関係において、自己の意見を表明した後に相手の反応を適切に処理する技術を指します。具体的には、自分の意見を伝えた後に相手が動揺したり反対意見を示したりする場面で、アクティブ・リスニングを用いて対話を促進する方法です。このプロセスは、相手の感情や立場を理解し、尊重することを目的としています。  まず、相手の反応を慎重に聞くことから始まります。例えば、「いやいや、そうはいっても」というフレーズは、相手の意見や感情に対する反応として用いられ

L.E.T.による対立解決ー「メソッドIII」と「価値観の衝突」の違いを理解することで無駄なエネルギーを使わない

 L.E.T.(リーダー・エフェクティブネス・トレーニング)において、非受容、私たちが問題を持つものとして、「メソッドⅢ」と「価値観の衝突」がありますが、異なるアプローチを提供しています。それぞれについて、私も過去に取り上げてはいますが、比較する観点で改めて取り上げてみたいと思います。これらの違いを理解することは、それぞれの概念が対処するニーズや状況を把握し、適切な解決戦略を選択するために重要になります。  これらの違いは主に対立の性質、存在するニーズの具体性、および解決に

効果的なリーダーシップのための「行動の窓」モデルーL.E.T.より

 「リーダー・エフェクティブネス・トレーニング(L.E.T.)」における基本的な概念である、「行動の窓」について考えてみたいと思います。  リーダーの主要な役割として問題解決の促進者であることを認識することは、多くの組織やグループの運営において非常に重要です。グループのリーダーに求められるのは、メンバーの問題を解決することであり、組織やチームが直面する課題に対して積極的に対応することです。特に、メンバーが自身のニーズを満たすことができず、または組織の目標達成に至らない時、リ