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Vita Sexualis(性の目覚め)@Detective boy(少年探偵)

Episode ε    さわり合いっこ

「よし、見えた。」

そう言うと、アケミさんは、おもむろにおしりの下に両手を回し、
自分の股を広げたのです。

  Yの字は、ちょうどM字のようになりました。
アケミさんの溝は、溝を通り越して
谷間のようになって見えました。

 アケミさんは、鏡に食い入るように見入っています。
なんせ、アケミさんにとっても初めて見るものなのでしょう。
もちろん、良雄くんにしたってそうです。
なにか、見てはいけないものを見てしまったんじゃないか・・。

 そんな怖れさえ覚えました。

 アケミさんの両手は、左右対称な動きで、
Mの字の真ん中へ向かっていきました。
その度に、谷間の幅がだんだん広がっていき、
谷底がだんだん見えるようになっていました。

 よく見ると、谷は二段になっていて、
その深い谷間はヒダのようなものにはさまれていて、
どうやらそこが一番深いところのようでした。

 そして、それとは別に、菊の花のような穴の入り口が見えたのです。
たぶんそれは、良雄くんにもありましたし、
そこからうんちが出てくるんだろうな。
とそんなことを思いました。

良雄くんもじかに見たことはありませんでしたから、
アケミさんが鏡越しに見ていたとしたら、
さぞかし驚いているのかも知れません。

 アケミさんは夢中で、
「ああ、これはここ、こういう形なんだ・・。」
そうつぶやきながら広げたり、縮めたりしています。
そのたんびに、谷間がいろんな形に変わったり、
まめのようなピンクの粒が大きくなったりしています。

 「あ・・・」

良雄くんが一瞬小さな声を上げました。
アケミさんのそれを見ていると、
いつのまにか良雄くんのオシッコホースが硬くなってきたからです。
そして今までにないくらい、硬く、大きく変化しているのです。

一体どうしたことなのでしょう。
アケミさんと一緒にその谷間を見ていたら、
ホースが硬くなっていたのです。
今回は今までにないくらい硬くなっていましたので、
良雄くんはむしろ痛みを感じるくらいでした。

「・・あ、痛い・・。」
良雄くんは小さくつぶやきました。

それに気づいたアケミさんは、回していた手を元に戻して、
また体操座りになりました。
それで、良雄くんを見て

「・・あ!・・」
と口に両手を当てて小さくつぶやいた
のです。

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良雄くんは半ズボンをはいていましたが、
両足の付け根がテントのようにこんもりと盛り上がっていたのです。

「見てもいい?」
アケミさんは言いました。約束ですから見せないわけにはいきません。
意を決して、良雄くんはズボンを下げました。

例のホースは、まるで中に骨があるように、
硬く真上を向いて突っ立っていました。

「・・わぁ、生きてるみたい。・・ねえ、硬いの?
ちょっと触ってみていい?」

と、とんでもないことを言ってきました。
良雄くんは断りましたが、アケミさんは
どうしても触ってみたいようでした。

それで、遂にこんな提案をしました。
一緒に「せーの!」でおたがいのそこを
触ることにしようというのです。
 良雄くんはあまり乗り気ではありませんでしたが、
自分も触ってみたい気持ちもありましたので応じました。

 二人は向き合って体操座りに足を広げました。そして、
「せーの!」 で手を伸ばしたのです。

ホースにアケミさんの手が触れるのを感じました。
と同時に良雄くんも触れた指の一本が、
何かぬるっとした感触で
アケミさんの足の間に取り込まれました。

「きゃっ!」

 アケミさんはそう声を出して、ぱっと離れました。
二人は驚いた顔をお互いにしています。
やはり、ちょっと恥ずかしいなと思いました。

「 本当に硬かったのでびっくりしちゃった。」
「アケミさんのは、柔らかいけどぬるっとしてた。」

そしてお互い、真っ赤な顔で、ズボンや短パンをはいたのです。

そうこうしているうちに表でがやがやと声がしました。
お父様たちが帰ってきたに違いありません。

二人はこのことは絶対に二人だけの秘密にしておきましょうと、
約束したのでした。

  To be CONTINUE

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