見出し画像

CANONって「観音」だったっていうお話から、観音様について調査してみました。

観世音菩薩?観自在菩薩?

はるかクン、一人暮らしは快適ですか。
ところでいいカメラをお持ちですね
なるほど、京都ですものね。
撮りたい風景はたくさんありましょう。
で、メーカーはいずこですか? 
あ、キャノン。

さて、この「キャノン」という会社名なんですけれど、
じつは創業者の吉田五郎氏が、熱心な観音様の信仰者で、
「観音」から「キャノン」という名前にしたそうなんです。

 しかも、最初のカメラの商品名もカメラが「KWANON(観音)」で、
レンズが「カシャパ」というもので、
このカシャパもなんとゴータマブッダの十大弟子である
摩訶迦葉(マハーカッサパ)からとったそうな

ここまでやればたいしたもんですが、
実はキャノンは「観音様」の御利益そのものに
「社是」をあててるらしいんですな。
まぁ、詳しいことは解らないのですけれどね。

 ところでこの観音様ですが、
正しくは「観世音菩薩」といいますが、
「観自在菩薩」というのが
サンスクリット語の訳としては正しいそうなんです。
般若心経の「観自在菩薩」は
サンスクリット語由来ということになりますね

ちなみにサンスクリット語の原名は
「アヴァローキッテシュヴァラ」といいます。

 古今、日本人にとってはとてもなじみのある仏様ですね。
あちこちで本当に広く信仰されています。
なぜなじみ深いかと言えば、

観音菩薩は「救済」を第一とする菩薩だからです。
なんせ、地獄から天界までの六道輪廻に暮らす衆生を、
一切すべて救済するという存在なんですから、
それはすごいことですよ。( ・∇・)

画像1

観音菩薩は変身ヒーローだった!

 しかも、観音菩薩はその衆生に応じ、
様々な姿に変身して救済に当たるというわけですから、
本当に「変身ヒーロー」みたいな存在なんです。

「観音経」では、観音菩薩はあらゆる悩みや苦しみを、
その名を称えるだけで、無条件に、
しかも迅速に救ってくれる万能者として説いています。

あまねく衆生のニーズに応え、
その姿を変えながら対応してくれるという会社があれば
そらすごいですね。
だから「キャノン社」もその柔軟なニーズ対応を
社是としたんでしょうなぁ( ̄∀ ̄)

そういえば、「観音」と名がついたものは
本当にあちこちにありますが、
これはすべて
一体の「観世音菩薩」が変身した姿であるという事ですよ。

 もっとも基本になるのは
7パターンの変身体で、「七観音」というそうです。
「七変化」の7という数字はここから由来しています。

変身ヒーローは「仏教由来」が多いかも?

七色仮面も、レインボーマンも
ここから来ていますね。
7という数字は変身ものの基礎基本というところでしょうか。

これは六道を輪廻する衆生
それぞれに応じて変身すると言うことで、
なぜか「人界」だけには
ふたパターンの変身体があるため、
七つの変化観音という基礎ができたんだそうです。

 ですが、これだけではニーズが間に合わないために、
さらに進化形で33通りの変化観音になってしまいました。
この33という数字は「観音経」から来ているもので、
観音の変身パターンのデフォルトってとこでしょう。

京都にある三十三間堂などは、
この数字から来ているものですし、
あちこちにある三十三カ所観音参り講はこれに由来します。

なんだか、調べてみるのも
おもしろくなってきましたので、
そうですね「観音様」の変身体の
「検証シリーズ」やってみましょうかね。

あれ、「無明」におりますね・・うふふ

画像2

では、はるかクンには京都にある観音様を
リサーチしてもらいましょう。

 きっと、その過程で、あなたの「目覚め」に関わるであろう
出会いとか気づきがあるはずです。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?