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 よく、若い者が困ったときに
「長老の意見に従おう」という場面が見られることがあります。

さて、このとき思うのですが。
「長老」とはどんな存在なのかということです。

1. ある方面で経験を積んだ、かしら立った人。
2. 学識があり悟りも深い僧。また、キリスト教の聖職の一階級。

これによると「相応の能力を持っている」ということですが、
意味合いとしては、人から尊敬される「何か」
を持ち合わせている人ということなのでしょう。

つまり、人としての“総合力”という意味です。
年齢を重ねるほどに、体力や記憶力、体の機能も低下していきます
しかし一方で様々な経験は増えていきます。

 そのすべてをまとめたものである“総合力”は、
どんなに年をとっても向上させることができるものだと思います。
こういう人は、古い知識だけでは通用しないことを理解し、
新しい仕組みや知識を学習し続けている人だと思います。
今の能力が認められていて、人として愛される行動、態度ができる人
 
 一方で「老害」と言われてしまう人は、
昔の知識に安住して新たに学習をしない人、
学習をする必要がないと思っている人で、
「すでに古くなった」スペックが今でも通用すると思い、
それを振りかざしてやまない人だと思います
 過去に実績があったとしても、現在では認められていない人、
特に年下から、人として嫌われるような態度、言動が見受けられる人。


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